このページでは、ストリングスの音源SessionStringsPro2について、その使い方やセールの確認方法を詳しく説明していきます。
ストリングスとは、バイオリンやチェロ、コントラバスといった弦楽器や、それらをアンサンブルした音源のことを指します。
オーケストラの楽曲においては様々なストリングスパートが重要な役割を果たすことは言うまでもありませんが、ポップスにおいても間奏の主旋律を奏でたり、楽曲全体の隙間を埋める、コードを奏でるなど、主役級から名わき役まで多彩な役割を果たすことができます。
そんなストリングス音源ですが、DAW付属の音源やKontaktに入っている音源も音が良いので、あえて無料のもののおすすめはしていないのですが、より音質を良くしたいと考えるのであれば有料音源の導入を検討したいところです。
ストリングス音源は、価格もピンキリありますが、あまりにも高すぎず、それでも音質の妥協していないといえるのがSessionStringsPro2であり、当サイトではこれをおすすめしていますので、使い方やセールの確認方法について詳しく説明していきます。
SessionStringsPro2を使うには、KontaktもしくはKontaktPlayerが必要となりますので、持っていない方は以下のページをご覧ください。
Kontakt Player(無料)のダウンロードインストール方法は?使い方も!
Kontaktの使い方や音源追加方法にセール対策も解説!
また、当サイトの内容を理解していただくには、Cubaseのトラック立ち上げやエフェクトの知識が必要となりますので、自身の無い方は以下のページをご覧ください。
Cubaseの使い方は?キーボード設定から打ち込みエフェクトに書き出しまで!
ストリングス音源おすすめはSession Strings Pro2!使い方は?
ストリングス音源のおすすめのSession Strings Pro2は、NativeInstrumentの製品であり、かつKontaktで動く音源ですので、基本は公式サイトで購入し、NativeAccessでアクティベートすれば使えます。
導入後は、KontaktもしくはKontaktPlayerを開き、新しくできている「SessionStringsPro2」を選択します。
Kontaktから「SessionStringsPro2」(赤丸)を選択すると、いくつか音源が選択できます。(青丸)
ここではensemble-modernを選びました。
次に黄色丸の部分を「Key switch」に変更して下にスクロールしてみてください。
このように、赤枠の部分にSustein,staccato,pizzicatoなどの奏法変換キースイッチが設定されているので、該当の音をピアノロールなどで入力すると双方が切り替わります。
音域の表記を考慮した音名と歌や楽器の音域について
キースイッチに指定されているC-1などが何ぞやというお話は上記記事でしております。
上記2画像の黄色で囲ったところがキースイッチです。
左はstaccato(音を短く切る奏法)、左はpizzicato(弓ではなく指で弦をはじく奏法)のキースイッチであり、それ以降の奏法が切り替わります。
黄色枠の部分はデフォルトでは何もありませんが、設定することができます。
上記画像で示したように、たくさんの奏法がありますので、これらを合計9つまでキースイッチを割り当てることができます。
もし9個で足りないなら同じパートをもう1つ立ち上げてください。
上記のように打ち込んでみましたので、いくつかの奏法をお聴きください。
上下パートともSustain(デフォルトのまま)
上パートはSustain、下パートはstaccato
上パートはSustain、下パートはピッチカード
上パートはtremolo,下パートはSustain
いかがだったでしょうか。
全て楽譜は全く同じですが、奏法を変えると全く違う雰囲気を感じ取れたかと思います。
他の奏法も是非とも試してみてください。
Session Strings Pro2のセールについて
Session Strings Pro2 は、あまり通販サイトなどでは売っておらず、公式サイトからの購入となります。
通常40300円ですが、セールを待てば安く仕入れられる可能性が高いです。
Kontaktなどと同じ会社の音源ですので、Kontaktなどがセールの時はSessionStringsPro2もセールの可能性が高いです。
私が遭遇したセールは、下位版のSessionstrings2からSessionStringsPro2へアップグレードする人専用のセールでした、(通常26800円が半額だった)
その時点で下位版のSessionstrings2も持っていませんでしたが、下位版の通常価格が13400円で、そこからのProへのアップグレードが半額で13400円だったので、合わせて26800円でSessionStringsPro2ができる状態だったので、まず下位版を買ってからアップグレードしました。
通常40300円が合計26800円で買うことができました。
次のセールがいつでどのようなものになるかは誰にも分かりませんが、同等のセールが今後行われる可能性が高いかと思いますので是非とも参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
当記事では、ストリングス音源のSession Strings Pro2について、使い方やセールのことをお話いたしました。
Session Strings Pro2はプロも愛用する高音質ソフトで、音色、音源共に豊富なプラグインとなっています。
キースイッチなどを使い豊かな奏法表現が可能です。
バンド系の楽曲でも意外とストリングスは重要ですので、有料音源の導入を検討されてもいいかと思います。