ココナラで作曲を出品するため、準備、プロフィール、出品と3段階に分けて解説してきました。
出品が完了したら、いよいよ売っていくことになりますが、ただ出品するだけで待っていてもいつまでたっても購入されないこともあります。
ココナラの出品者には、下から順にランク無、レギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの6段階のランクがあり、はじめの実績が無い時はランク無です。
初めての実績ができれば直ちにレギュラーランクに昇格しますが、そのレギュラーランクに上がる、実績を0から1にすることのハードルが最も高いといわれることも多いです。
実績を積むほどに、アカウントの信頼が上がり、徐々に問い合わせが来やすくなりますが、まずは最大の難関といわれる最初の実績を作るためにやってみたいことを3つ紹介します。
1.出品前に事前準備をしっかりする
まずは復習になりますが、事前準備をしっかりすることが重要です。
準備、プロフィール、出品について、それぞれのリンク先で詳しく説明していますので、それらに沿って準備をしっかりしたうえで出品してください。
出品すると、「最近出品されたサービス」という項目にリストアップされますが、そこで目立つことができれば初動が順調に行きやすくなります。
また、「最近出品されたサービス」として比較的検索されやすくなっているうちに、サービスやプロフィールが丁寧に作られている、ということを購入希望者に伝えることができれば、たとえ実績がなくとも比較てこい信頼されやすくなり、最初の実績につながる可能性があります。
2.公開依頼に積極的に応募
実績が無い、少ない間は、積極的にやっていきたいのが「公開依頼」への応募です。
購入者側の視点で見た時、お目当てのサービスを探す方法として、サービス検索することの他に、公開依頼という方法があります。
公開依頼とは、「こういう依頼がありますけど誰か受けてくれませんか」と仕事を募集する機能ですので、そこに積極的に応募していきます。
私も、初めの2~3か月は作曲の仕事は「公開依頼」で採用されたものばかりでしたが、徐々に公開依頼に頼らなくとも問い合わせが来るようになってきました。
ココナラトップページの下の方に、「仕事を探す」という名目があるので、そこを開いたうえで、
「音楽ナレーション」のカテゴリーを探すか、「作曲」などで検索をかけてみると公開依頼されている仕事の一覧が表示されます。
公開依頼については次の記事で詳しく解説していきたいと思います。
3.他の得意なサービスを併用して出品
作曲というジャンルはそれなりにライバルがいる部類になり、最初の実績作りが簡単にいかない場合があります。
その場合は、他の得意分野での出品も行う方法があります。
作曲よりもブルーオーシャンなジャンルとしては。「イラスト制作」や「ライティング」があります。
ボカロPとして活躍されているような方でしたら、作曲の他にイラストも得意とされている方も多いでしょうから、イラストも同時出品してみると良いでしょう。
ライティングは、購入したい人が非常に多いカテゴリーで、その中でも文字単価0コンマ数円で受けてくれる出品者は重宝されやすいです。
私も最初文字単価0.4円で出品したところ、ほぼ実績が無い時期から問い合わせが入るようになり、ライティングで公開依頼に応募したことがありませんし、初めのうちは作曲よりも実績が多かったです。
もちろん問い合わせがなかなか来ない場合は公開依頼へ応募してみましょう。
他のジャンルで実績を上げることで、アカウントの信頼性が増すため、作曲の分野でも売れやすくなっていきます。
ある程度作曲でも実績を作れるようになってきたら、作曲に専念するためサービスを終了しても良いでしょう。
私の場合作曲+ライティングの出品ではじめて、3か月でゴールドランク、4か月でプラチナランクに上がりました。
その後ライティングの出品をやめたことでゴールドランクに下がりましたが、その半年後くらいには作曲1本でプラチナランクを維持できるようになっています。
まとめ
この記事では、ココナラで差曲を出品したものの、最初の実績がなかなかできない方向けに、その実践方法を3つ解説しました。
- 事前準備をしっかりする
- 公開依頼を活用する
- その他の得意分野で同時出品する
といった方法があります。
いずれの場合も、最初は時給単価などは意識せず、かなり安い値段で受けていきます。
ただし、いつまでも安く受けていると消耗していくので、実績に合わせて徐々に価格を上げていくとよいです。