ココナラでひどい目に合わない為に!販売を避けたい5つのケース!

 ココナラで作曲を出品するメリットは、他のクラウドソーシングサイトと比較して実績作りがしやすいという点もあります。

 また、利用者300万人という国内最大級の王手クラウドソーシング社ですので、信頼性も高いです。

一方これだけ利用者がいれば、その中には非常識なユーザーも存在するのが事実です。

 出品者がひどい購入者にあたってしまうと、

  • 最初の打ち合わせにはない、さらに価格に見合わないような修正依頼をされる
  • 理不尽な低評価を付けられる

といったひどい目に合う場合があります。

ココナラの出品者の評価は、出品者の信頼を大きく左右するランクに影響する(累計評価平均が4.8を下回るとゴールドやプラチナのランクになれない)ため、理不尽な低評価は避けたいものです。

 そこで、「こんなユーザーには販売しないほうが良い」ケースを5例紹介しておきます。

1.「○○を超える楽曲を作ってほしい」の文言があるケース

 

 公開依頼の内容でも、直接受けた問い合わせの内容の場合でも、時々あるのが「○○を超える楽曲が欲しい」という文言です。

 ○○は、既存の楽曲のケースもあれば、そのユーザー自身が過去に作ってもらった曲であるケースもありますが、どちらの場合もトラブルに発展する可能性があるのでそういったユーザには販売しないほうが良いです。

 私はあなたの楽曲は既存のどんな曲にも負けないクオリティだと思っていますが、2つの楽曲を比べてどちらがいいか、というのは個人の好みに最も大きく左右されます。

 「Adoの『うっせえわ』とYoasobiの『夜に駆ける』のどちらが優れた曲ですか」という質問があった場合、普遍的な正解などあるわけがないのはお分かりだと思います。

 どんなに渾身の曲を作っても「そのユーザーの好み」という訳の分からない要素により何度も理不尽なやり直しを食らいかねませんので、そのようなユーザーには販売しない、提案しない、というのが鉄則です。

2.「Youtubeで再生される曲を!」のように曲のクオリティ以外の要素も絡むような要求!

 

 かつて「今まで作ってもらった曲はほとんど再生されていない。再生される曲を作ってもらわないと困ります」みたいな文言が書かれた公開依頼がありましたが、こういうのもトラブルのもとになりますので提案しないほうが良いです。

 Youtubeの再生回数は、楽曲のクオリティ以外の要素も大きく影響しますし、楽曲のクオリティの高さと再生回数にはまったく相関がありません。

 動画やサムネイルののクオリティ、検索されるためのワードセンス、チャンネル運営者の顔の広さなどが大きく影響するので、再生回数を「楽曲提供者のみ」に求めるようなことは非常識です。

 後から「再生されなかった」として嫌がらせのメッセージが多発することもあります。

 避けたほうが良いでしょう。

3.なんの文言もなく予算の欄に安い金額を入れての問い合わせるユーザー

 

 これは私が過去に踏んでしまった地雷の1つです。

 私も評価平均が5.0ではなく4.9となっています。

 もちろん出品初期のころの私の実力不足もありますが、地雷を踏んでしまったこともあります。

 「予算が無いのでなんとか安くしてもらえないでしょうか」といった文言が問い合わせの中にあればまだよいのですが、それら一切なしに、予算の欄に低い価格を記入しているいるユーザーがいました。

 受けるか迷いましたが、「お金が無くて音楽活動ができない人を少しでも減らしたい」という思いで予算内で受けてしまいましたところ、とんでもない目にあいました。

 終止失礼な態度、度を越した修正依頼に悩まされ、最終的に低い評価を付けられてしまったことがあります。

 予算がどうしてもない場合、その旨を一言くらい添えるのが社会の常識です。

 それが無い場合は非常識なユーザーであるケースが高いので受けないほうが良いでしょう。

4.同じサービスを販売しているユーザー

 

 自分と同じサービス、つまり作曲や編曲を出品している人から、作曲の依頼が来た場合や、そういった人が公開依頼をかけている場合などは要注意です。

 予算が安い場合はさらに危険です。

 普通自分で作曲ができる人が、他の人に作曲を依頼するということはありません。

 「依頼が増えすぎて手に負えないので手伝ってほしい」というケースであればいいのですが、中には「ライバルつぶし」を目的とした悪質ユーザーがいるのも事実です。

 「同じ内容の出品者から購入し、低評価を付けることでライバルの信頼を落とす」、つまり「ライバルを蹴落とすための投資」をするようなユーザーも少なからずいますので、

 自分と同じ内容の出品をしている人からの依頼は受けないほうが良いです。

5.上位出品者に低評価を付けたユーザー

 

 たとえば「音楽ナレーション」カテゴリーを開いた際に上の方に表示されている出品者や、「作曲」のみで検索しても上の方に表示されている出品者は、相当実績のある出品者ということになります。

 こういう出品者を見ると妬みの感情が出てしまいがちですが上位出品者が低評価を付けられている場合は要チェックです。

「上位出品者が低評価付けられてるの好き~」とかお笑い芸人の「お見送り芸人しんいち」風に呑気に歌っている場合ではありません。

 そのとばっちりは自分に来る可能性もあるということです。

 そういうのをみつけて、低評価を付けたユーザーが特定できるケースであれば、ブロックしておきましょう。

まとめ

 

  ココナラのほとんどの購入者が常識があるいい人たちですので、ココナラがおすすめのクラウドソーシングサービスであることは変わりません。

 ココナラで実績が少ないうちは、公開依頼などでできるだけ多く提案していくのが良いですが、中には地雷を踏まないように避けるべきユーザーもいます。

  1. 「○○を超える楽曲を作ってほしい」の文言があるケース

  2. 「Youtubeで再生される曲を!」のように曲のクオリティ以外の要素も絡むような要求!

  3. なんの文言もなく予算の欄に安い金額を入れての問い合わせるユーザー

  4. 同じサービスを販売しているユーザー

  5. 上位出品者に低評価を付けたユーザー

 不適切な購入者にあたってしまうかどうかは、結局運によるところも大きいのですが、上記に該当するようなユーザーへの販売を避けることで、その確率を下げることも可能です。

 実績を積み上げたいところですが、場合によっては勇気をもって「提案しない」「断る」ことも重要になってきます。