歌の録音をPCでやるなら宅録セット!おすすめと使い方は?

  歌い手の方や、作編曲家で歌物を作る場合でご自身で歌われる場合、歌の録音が必要になります。

歌の録音をアプリを使って無料でやってみよう!準備ややり方の徹底解説!

 上記記事で、スマホアプリなどを使って無料で行う方法を解説しました。

上記の方法では、

「スマホとパソコンで何度もデータ移動の必要がある」という面倒くささに加え、やはり録音の質が若劣り、例えば有償でMIXを外部委託する場合など、スマホ録音では受け付けてもらえないようなケースも存在します。

 スマホだけでは不便さや物足りなさを感じてきたら、マイクを使ってPCに直接録音する方法を考えてみましょう。

歌の録音をPCでやるなら宅録セット!おすすめは?

マイクを使ってPCに直接録音する場合、必要なものはPCの他、

  • マイク
  • オーディオインターフェース(マイクとPC中継するためのもの)
  • マイクをオーディオインターフェースを繋ぐケーブル
  • ヘッドフォン
  • マイクスタンド
  • ポップガード(吐く息による「フー」という音が収録されるのを防ぐためのもの)
  • DAW

となりますが、それぞれを1つ1つ購入するのは面倒で、機材同士の愛称も心配なところです。

そこでおすすめなのがそれらがすべてそろう宅録セットで、通販サイト楽天で購入できます。

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 上記のセットを1つ購入すれば、3万円台で1発で宅録に必要なセットがそろいます。

マイクは「AT2020」というコンデンサマイクで、カラオケなどに設置されているダイナミックマイクよりも高音質な録音ができます。

 世の中にはマイクだけで100万円ほどするようなものもありますが、宅録を始める際の購入内容としてはこちらでも十分です。(いきなり超高級品を買ってもその道をきわめるまでに機械の寿命が来ます)

 オーディオインターフェースのUR12には、DAWのCubaseAIが付属しているので、購入後届いたらすぐにでも宅録が始められます。

宅録セットとPCで歌の録音のやり方

 それでは上記のセットを使って宅録を始めていきます。

届いたら上記画像のすべてが入っているか確認します。

 そのあと、オーディオインターフェースについているCubase AIをマニュアルなどに従ってインストールしてください。そのあと以下の手順です。

  1. セットを組み立て、PCに接続する
  2. Cubaseにてオーディオトラックを使って録音する

1つ1つ解説していきます。

セットを組み立て、PCに接続する

 

マイクの下部にケーブルを接続します

繋げたケーブルのもう一方をオーディオインターフェースに接続します。

ヘッドフォンマークの所にヘッドフォンを接続します。

 オーディオインターフェースとPCを接続します。接続面はマイクやヘッドフォン接続面の裏側です。

PC側はUSB接続となっています。

マイクスタンドにポップガードを取り付けます。上記写真が取り付け部です。

マイクスタンドにマイクをはめます。

歌唱者側から見た画像です。

Cubaseにてオーディオトラックを使って録音する

 Cubaseを開いていきます。

使用している画像はCubaseProのものですが、当ページで紹介する作業はCubaseAIでも同じようにできます。

 

まず上記画像赤丸の部分をクリックして、テンポ(BPM)を宅録する楽曲と同じものにします。

楽曲のオケファイルやガイドメロディ入り音源など、合わせて歌う音源を上記画像の赤丸の部分にドラッグアンドドロップします。(しっかり頭を合わせます)

録音用のオーディオトラックを立ち上げます。

「プロジェクト」「トラックの追加」「Audio」で任意のトラック名を入れることで立ち上がります。

  • 先ほど追加したオーディオトラックが白く反転していること(青丸)
  • 先ほど追加したオーディオトラックの録音マークが赤くなっていること(赤丸)

を確認したら、ヘッドフォンを付けて録音ボタン(黄色四角)を押し、ポップガードに向かってオケなどに合わせて歌います。

そのあとは歌った音源をピッチ補正、リバーブなどの処置をしてオケと歌をなじませていきます。

そちらについては別記事で後日詳しく解説していきます。

オケのテンポや音程がおかしい場合は?

ビットレートなどがあっていない可能性があります。

オーディオファイルをドラッグアンドドロップする際に、上記のような画像が出てくるかと思いますので、「ビット解像度」にチェックを入れてみてください。

まとめ

「歌の録音をPCでやるなら宅録セット!おすすめと使い方は?」と題し、おすすめの宅録セット及びその使い方について解説してみました。

同機器を使って宅録したものがこちらです。

宅録セットご購入は以下からできます。


 

 宅録セットの利用で今まで以上に音楽活動の幅が広がることは間違いありません。

読者様の音楽活動がより充実したものとなりますことを願っております。