「歌い手として活動しているけれど、そろそろ自分だけのオリジナル曲を作りたい」
「歌詞は書けるけれど、作曲や編曲はできない」
「作曲を依頼してみたいけれど、どんな流れで進むのか、いくらくらいかかるのかわからない」
そんな方に向けて、今回は歌い手がオリジナル曲を作る方法と、作曲依頼の基本的な流れ、費用を考えるときのポイントについて解説します。
歌い手がオリジナル曲を作る方法

オリジナル曲を作る方法は、大きく分けると「自分で作る方法」と「作曲家などに依頼する方法」があります。
作詞・作曲・編曲・レコーディングまですべて自分で行えば、自由度は高くなります。一方で、音楽制作の知識やDTMなどの技術が必要になります。
もし自分で作ってみたいという方がいらっしゃればこちらの記事から順に55記事を読んでみてください。形のあるものを作れるような内容になっています。

しばらく先にはなると思いますがいずれより高度な内容をお届けする予定です。
一方で歌うことを中心に活動している方に向いているのが、作曲・編曲を専門家に依頼する方法です。
例えば、
- 自分で書いた歌詞
- 鼻歌で考えたメロディ
- 曲のテーマ
- 「爽やかなJ-POPにしたい」などのイメージ
- 好きな曲やアーティスト
などを伝えることで、自分のイメージをもとにオリジナル曲を制作してもらうことができます。
楽譜が書けなくても、「こんな曲にしたい」という気持ちがあれば、曲作りを始めることができます。
作曲依頼の基本的な流れ

作曲を依頼する場合、一般的には次のような流れで進みます。
1.どんな曲を作りたいか相談する
まずは、曲の雰囲気やテーマ、用途などを伝えます。
「明るいJ-POPにしたい」
「切ない恋愛ソングにしたい」
「ライブで盛り上がる曲にしたい」
など、具体的なイメージがあるほど、制作側との認識を合わせやすくなります。
参考曲(イメージと近い既存楽曲)があればより伝わりやすいです。
2.歌詞やメロディを確認する
すでに歌詞や鼻歌などがある場合は、それをもとに作曲を進めます。
鼻歌の場合もイメージや参考曲は伝えたほうが良いです。可能な限り正確に歌ったほうが良いですが、ある程度のリズムや音程のずれに関しては、作編曲家が「推測」で違和感のないものにできます。その際イメージと違えば常識の範囲内で修正依頼もできます。
まだ何も決まっていない場合は、テーマやイメージから一緒に考えていく方法もあります。
3.メロディや伴奏を制作する
方向性が決まったら、作曲・編曲を進めます。
歌い手向けの曲では、単純に「かっこいい曲」を作るだけでなく、実際に歌う人の声や音域に合っているかも重要です。
高音が得意なのか、低音が得意なのか、力強く歌うのか、優しく歌うのかなどによって、適したメロディも変わってきます。
音名で音域を伝えると分かりやすいですが、音名の概念が分からない場合はカラオケで難なく歌える曲とぎりぎり歌える曲のタイトルを伝えれば作編曲家はドの音域で作ればいいか分かります。
4.確認・修正
完成した音源を確認し、必要に応じて修正を行います。
「もう少し明るくしたい」
「サビをもっと盛り上げたい」
「自分には少し高い」
など、伝えることで、よりイメージに近づけることができます。
ただし修正依頼は具体的に伝えましょう。ざっくりしているとうまく伝わらなくて何回も修正納品のラリーを繰り返すことになります。
5.完成・納品
最終確認が終われば、完成した音源を納品します。
YouTubeなどで公開する場合は、カラオケ音源や歌詞、メロディ資料などが必要になることもあります。
そのため、依頼前に何が納品されるのかを確認しておくことが大切です。
作曲依頼の費用はどのくらい?

作曲依頼の費用は、制作内容によって大きく変わります。
例えば、
- 作曲のみ
- 作詞+作曲
- 作曲+編曲
- 仮歌付き
- カラオケ音源付き
- MIXまで含む
- 動画制作まで含む
など、どこまで依頼するかによって料金は変わります。
そのため、「オリジナル曲はいくら」と金額だけを見るのではなく、その料金にどこまでのサービスが含まれているのかを確認することが重要です。
ココナラでも安く見せるために「ワンコーラスメロディを作るだけ」の値段を書いて、編曲やフルコーラスになると記載金額から何倍にも値段を跳ね上げるような不親切なクリエーターも多く見受けられますが、常識的な作曲家は、基本的に歌い手が必要としているもの(仮歌入り音源、カラオケ音源、メロディの楽譜など)一式のコミコミの値段を掲示しています。
一般的にフルコーラスの作詞作曲編曲となると1曲あたり10万円~20万円が相場となりますが、私の場合はもう少しお得に受けることができます。
また、修正回数、納期、商用利用の可否、著作権や利用条件なども、依頼前に確認しておきましょう。
安さだけで選ぶのではなく、制作実績や得意ジャンル、自分の希望する音楽との相性を見ることも大切です。
作曲家に何を伝えればいい?
「音楽の専門知識がないから、依頼できるか不安」という方もいると思います。
しかし、最初から専門用語を使う必要はありません。
例えば、
「爽やかな夏の曲」
「30代の自分が歌いやすい曲」
「前向きになれる恋愛ソング」
「J-POPだけど少しロックな感じ」
といった説明でも構いません。
さらに、参考曲があれば「この曲の雰囲気が好き」と伝えることで、イメージを共有しやすくなります。
まとめ

歌ってみたで好きな曲を歌うことも楽しいですが、オリジナル曲なら、自分が伝えたい言葉や世界観を、自分の声で届けることができます。
「いつかオリジナル曲を作りたい」と思っているなら、歌詞やメロディが完成していなくても大丈夫です。
「こんな曲を歌ってみたい」
「こんな気持ちを曲にしたい」
というところからでも、オリジナル曲作りは始められます。
あなたの歌声や個性に合ったJ-POPを作り、YouTubeやSNS、ライブなどで自分だけの音楽を届けてみませんか?
作曲・編曲の依頼を検討している方は、まずは曲のイメージや用途を相談するところから始めてみましょう。
