当サイトでは、有料のDAW(DTM作曲ソフト)として、Cubaseを非常におすすめしています。
Cubaseには、LE、AI,Elements,Artist、Proの5つのグレードがあります。公式で有料g販売されているのがElements、Artist、Proの3種類ですが、音源や機能の豊富さ、使いやすさなどを考慮して、Proの導入をおすすめしています。
中間グレードの購入は時間がもったいなく、いずれProが欲しくなってしまうことにより結局金額的に損になります。
Artistのグレードはそこそこ使えるようですが、Elementsは機能が少ないうえ、Proへのアップグレードセールがほぼ行われないので最も非推奨なグレードです。
当記事では、Cubaseで何ができるのか、その便利機能を紹介し、できるだけ安く買う方法について紹介していきます。
なお、Cubaseの全機能を使いこなすのはプロが一生かかっても困難で、すべてを紹介した書籍は電話帳よりも分厚いです。
当ページで紹介するのは代表的なもののほんの一部です。
目次
便利機能1 マルチ音源HALion Sonic SE
他のDAWと同じように、Cubaseにはマルチ音源が付属しています。その名は「HaionSonicSE」であり、有料マルチ音源の機能制限版ではありますが、その音色の種類は500種類以上きわめて豊富です。
音色の良さについては、どうしてもバンド系の音源に弱さを感じるところは否めないですが、ストリング系やシンセサイザー系の音源は、非常に高音質なものも多くあります。
基本的な編成の音楽に必要な楽器に関してはほとんど収録されているといえるラインナップです。
便利機能2 Letrologue
Cubaseには、便利なシンセサイザーの機能がついています。
シンセサイザーとは、自身でパラメータなどをいじって思い通りの音色を作っていく機能です。
一般的なシンセサイザーの基本的な機能はきちんと備わっており、また音を最大3つまで混ぜられるところも素晴らしいです。
シンセサイザーの音作りは慣れが必要ですが、苦手な場合もプリセットが豊富に用意されているので初心者でもEDMなどのシンセ系の楽曲を作ることができます。
便利機能3 豊富なエフェクト
Cubaseには、様々な便利なエフェクトが多数搭載されています。
たとえば「REVerence」は、非常に便利なリバーブのエフェクターとなっています。
リバーブは音をオケになじませるために非常によく使われる空間系エフェクトですが、「REVerence」は、BROWSERより、音が鳴っているシチュエーション(ホールの大きさなど)を選ぶことができ、直感的に最適なリバーブをかけることができます。
便利機能4 ピッチ補正機能VariAudio
ピッチ補正機能が搭載されていることは歌い手の方や自身の歌声で歌入れをされる歌物クリエイター(シンガーソングライター)にとって非常のありがたいです。
以前紹介した無料のピッチ補正プラグイン「Gsnap」は、全体をなんとなく合わせる程度のもので、少し補正幅が大きくなると不自然になってしまいます。
一方でVariAudioは、正解の音程と比較しながら1音1音補正が可能で、私の感覚では長3度くらいの補正幅にも耐えられるイメージです。
ですので、この機能を使ってコーラスパートを作成するなんてことも可能になってきます。
Cubaseを安く買う方法は?
Cubaseを最も安く買う方法は、気長にセールを待つことです。
Cubaseのセールとして、今まで行われたもの以下のような内容があります。
- CubaseAIからのアップグレードセール
- CubaseArtistを買うと無料でProにアップグレードできる
1番は、通常時は52800円であり、公式からしか購入できませんが、セール時には3万2000円ほどになり、サウンドハウスなどで数量限定で販売されることが多いです。
上記サイトより、「Cubase UG」などで検索し、CubasePro UG from AIといった商品が3万円台でヒットすればそれがセール商品です、ない場合や売り切れになっている場合はいましばらく待ってみましょう。
CubaseAIの購入方法は?入手ルート3選!アップグレードに備えよう!
アップグレードセール開催が確認できて利用する場合、上記記事を参考にCubaseAIを導入してから購入しましょう。
「CubaseArtistを買うと無料でProにアップグレードできる」といったセールもたまに開催されますので、サウンドハウスや公式ページをチェックしてみましょう.
このセールが確認された場合、CubaseAIは不要で、Artistの価格(約36000円)でProのグレードが購入できます。
セールが待てない場合は、セールよりも割高になってしまいますが、サウンドハウスでの購入が比較的安いです。
![サウンドハウスでCubase通常版を購入](https://i0.wp.com/www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/s/stinberg_cubasepro9raa.jpg?w=728&ssl=1)
2023年2月現在、54800円で、ポイントも10%たまるので実施5万円弱で購入できます。セールを待たない場合も土台のAIを入手する必要はありません。
まとめ
当サイトでお勧めする有料DAWの魅力について、機能を一部紹介することで説明してみました。
また、Cubaseを安く買う方法についても説明しました。
- 音色が豊富なマルチ音源搭載
- 音作りに便利なシンセサイザー
- 豊富なサウンドエフェクト
- 高性能なピッチ補正機能
など魅力がたっぷりの商品ですが、セールを待って購入するのがお得で、待てない場合はサウンドハウスで購入すると比較的安い
といった内容でした。
今後当サイトで作曲の技術関連の紹介はCubase主体で行っていきますのでご了承ください。