ドラム音源おすすめBFD3の使い方やセール情報確認方法は?

 本サイトでは、有料ドラム音源のBFD3について、その使い方やセール情報の確認方法などを詳しく解説していきます。

バンド系の音楽を作曲する場合、ドラムの役割も大変重要となります。

Cubaseにもドラム音源は付属しており、そこそこ高品質です。

Cubase付属マルチ音源のHALionSonicSEの中にStereo GM kitというドラム音源が収録されていて大変使いやすいです。

ドラム音源!フリーでおすすめのMT Power DrumKit 2のダウンロードおよび使い方は?

た、上記記事でもドラムの無料音源について説明しています。

一方でこういったDAW付属の音源やフリーの音源では物足りなくなってきたときに考えたいのが有料音源の導入です。

当サイトでは、有料のドラム音源としてはBFD3をおすすめしていますので、その使い方やセール情報の確認方法などについて説明していきたいと思います。

BFD3の使い方は?

では実際BFD3を使っていきましょう。

Cubaseの使い方は?キーボード設定から打ち込みエフェクトに書き出しまで!

Cubaseをお使いの場合、上記記事を参考に、インストゥルメントトラックの追加でBFD3のトラックを立ち上げていきます。

 ドラムパートは、多少面倒ですが、音色ごとにトラックを立ち上げていくことをおすすめします。

なぜなら、音量バランスを整えたり、ドラムの音色ごとのやっていきたい設定があるからです。

キックドラムの設定

 ドラムパートの中でも最も低い音で、楽曲の土台となるのがキックドラムです。

まずBFD3トラックを追加したら、トラック名を分かりやすいものにし(黄丸)、GMドラムマップをオン(赤丸)にします。

 その後「インストゥルメント編集」をクリックします。(青丸)

次にドラムマップを設定します。

「File](赤丸)「LoadMAP」(黄色丸)を選択します。

 どれかを選んでLoadしますが、個人的には「LogicPro」のマップがおすすめです。(黒丸)

「Drum」を選択します。(赤丸)

「Kick」を選択します。(黄丸)

キックドラムの音色がいくつか出てきます。使いたいものを、青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

C1の音を鳴らしてキックドラムの音が出ればOKです。

音色が気に入らなければ別の段のものをドラッグアンドドロップしましょう。

シンバルの設定

 曲のセッションはじめなどにシャーんとならしてインパクトを与えるのがシンバルです。

これも設定していきます。

先ほど作成したキックドラムのトラックを複製します。

トラックの名前を分かりやすいものに変更し、(赤丸)「インストゥルメント編集」をクリックします。(黄丸)

「Cym」(黄丸)「Crash」(青丸)を選択します。

シンバルの音色がずらりと出てきますので、矢印のようにドラッグアンドドロップします。

個人的には「Paiste2002Crash」が気に入っていますが、他の音が良い場合は他の段からドラッグアンドドロップします。

C#2の音を鳴らしてシンバルガシャーンとなればOKです。

ハイハットの設定

ツ、ツ、ツ、ツ、と 割と一定のリスムと小さめの音量で、4ビートや8ビートを刻むのがハイハットです。

 キックドラムのトラックを複製し、トラックの名前を分かりやすいものに変更し、「インストゥルメント編集」をクリックするところまではシンバルと同じ手順です。

「Drums」を選択します。(赤丸)

「Hihat」を選択します。(黄丸)

ハイハットのの音色がいくつか出てきます。使いたいものを、青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

個人的には「Paiste2002Hihat」が気に入っていますが、他の音が良い場合は他の段からドラッグアンドドロップします。

 F#1を押してクローズハイハットの「ツッ」という音が鳴り、A#1の音を押してオープンハイハット(クローズハイハットとシンバルの間のような比較的開いた音)が鳴れば完了です。

タムの設定

 楽曲のシーンの変わり目などで「テケテケテケテケテケテケテケテケ」と高速でなるのがタムです。

タムは基本的に高い音から低い音までの4段階がありますので設定していきます。

 キックドラムのトラックを複製し、トラックの名前を分かりやすいものに変更し、「インストゥルメント編集」をクリックするところまではシンバルと同じ手順です。

 タムの音程は、できれば「High」「Highmid」「Lowmid」「Low」(もしくはfloor)の4段階ほしいところですが、上記画像で分かるように、設定するところが赤四角で囲った3種類しかありません。

 私の場合は、黄色四角で囲ったスネアドラムの位置を、最も低いLowのタムとして使用しているのでそのやり方で説明します。

「Drum」を選択します。(赤丸)

「Tom」(黄丸)「High」(青丸)を選択します。

ハイタムの音色がずらりと出てきますので、青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

次に「Tom」(黄丸)「Mid」(青丸)を選択します。

「DW Mardi Gras Sparkle Mid Tom 1」を「Highmid」として使用します。青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

「DW Mardi Gras Sparkle Mid Tom 2」を「Lowmid」として使用します。

表示の上ではFloorTomの場所を利用するので、赤矢印のようにドラッグアンドドロップします。

最後に「Tom」(赤丸)「Floor」(黄丸)を選択します。

こちらはスネアドラムの位置に割り当てますので、青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

C2,A1,F1,D1の音を鳴らして、順番に下がっていくタムの音が鳴れば成功です。

スネアの設定

 ドラムの中でも最も音が目立つのがスネアですので、少しこだわった設定を紹介します。

キックドラムのトラックを複製し、トラックの名前を分かりやすいものに変更し、「インストゥルメント編集」をクリックするところまではシンバルと同じ手順です。

「Drums」を選択します。(赤丸)

「Snare」を選択します。(黄丸)

スネアドラムの音色がいくつか出てきます。使いたいものを、青矢印のようにドラッグアンドドロップします。

E1の音を鳴らしてスネアが鳴ればOKですが、ここにいくつかCubase内蔵のエフェクトをかけてみましょう。

「チャンネル設定の編集」を開きます。

「CurveEQ」というエフェクトをインサートで描け、300Hz付近と4kHz付近を上げてみましょう。

300Hz付近のあげ方を大きくすると「カン」というロック系の音色になります。

KHz付近のあげ方を大きくすると「シャッ」というバラード系の音色になるので好みで調整してみましょう。

さらに「Vintage Compressor」というエフェクトをインサートでかけ、上記のような設定にしてみます。より音に迫力が出るかと思います。

ここまできたら、次にスネアドラムのトラックを複製します。

新しく複製したほうのスネアの音を別のものに変更します。

異なる2つの音を合わせることでより響きが豊かになります。

さらに、複製された最初の方のトラックのみ、センドでリバーブをかけておきます。

音量バランスの設定

 すべての設定が終わったら打ち込んでいきましょう。

最後に音量バランスを整えていきます。

 

こんな感じの音になります。

セール情報を確認しよう!

 定番かつ高品質なドラム音源BFD3ですが、購入はサウンドハウスや楽天などでできますが、通常35800円と、結構高いです。

こちらもセールが良く行われますので注視していきましょう。

2023年2月13日までですが、滅茶苦茶なセールが行われていますので、期間中にこのページを見つけられた人はラッキーです。

2023年2月13日までのセールで買う!

サウンドハウスで購入(2023年2月13日までヤバすぎるセール)

2023年2月13日まで、通常35800円のBFD3が6980円です、はっきり言って頭おかしいくらいのセールなのでぜひこの機会に。

残念ながらセールが終了していた場合は次のセールを待ちましょう。

まとめ

 

 有料ドラム音源の定番であるBFD3について、その基本的な使い方やセールの確認方法などを詳しく解説していきました。

バンド系音楽に関してドラムの役割は非常に重要で、その音色によって楽曲のクオリティは結構左右されます。

ぜひともこの機会に定番音源のBFD3の導入を考えてみてはいかがでしょうか。

ドラムマップの読み方なども後日解説しますので楽しみにしておいてください。