ウーマン村本と百田尚樹が沖縄基地問題めぐりバトル!的を得ているのはどっち?

自身のSNSアカウントを駆使して、政治的な発言をする著名人はたくさんいますが、そのイデオロギーは様々です。

お笑いコンビウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(以下ウーマン村本さん)は、よく政治的ツイートをしますが、その主張はリベラルで、沖縄の基地問題や原発の問題などで、たびたび現政権を批判するツイートをしますが、いわゆるネット右翼と呼ばれる人たちによって炎上させられることもあります。

一方で小説「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の作者で、バラエティ番組「探偵ナイトスクープ」の放送作家としても有名な百田尚樹さんもよく政治的なツイートをしますが、その主張はウーマン村本さんとは正反対です。

百田尚樹さんはツイッターアカウントのトップで「安倍総理を支持する」と断言していて、ネット右翼の中ではカリスマ的存在の一人となっています。

そんな主張が相反する2人が、10月6日の午後に、沖縄の基地問題を巡って激しいバトルとなりました。

2人のツイッターバトルは、やはりネット右翼が幅を利かせている環境なので、百田尚樹さんを支持する反応が多くなっていますが、客観的に見れば私は総合的にウーマン村本さんの方が若干的を得ているのではないかなと思います。

その理由などを考えてみたいと思います。

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ウーマン村本と百田尚樹の熾烈なツイッターバトル概要

このバトルを吹っ掛けたのはウーマン村本さんでした。

「極右の小説家が沖縄に関するデマを流している」という趣旨のツイートを、若干の百田尚樹さんへの身体的特徴の侮蔑も交えて流したようで、いったんは削除しましたが、ネット右翼に「逃げた」などとののしられたために再び同内容のツイートを上げています。

おそらくウーマン村本さんが百田尚樹さんに対して怒りが爆発したのは以下のツイートではないでしょうか。

2018年9月30日は、沖縄県知事選挙の投票がありました。

沖縄県知事選挙結果速報!玉城デニーに当確!勝因と佐喜真淳の敗因は?今後の沖縄は?

上記記事で紹介したように、沖縄県知事選挙の結果は辺野古の新基地建設に反対するオール沖縄系の玉城デニー氏が勝利しました。

8時ちょうどに1つの報道機関から「玉城デニーさん当確」の情報が出た直後に出されたツイートです。

沖縄県民が民意で玉城デニーさんを知事に選んだ、その沖縄県民の意思を否定し、傷つけかねないツイートだとし、沖縄の地元紙などでも取り上げられました。

以前から百田尚樹さんは、「沖縄差別」ともとらえられる発言をいくつかしています。

「沖縄の新聞(沖縄タイムスと琉球新報)はつぶさなあかん」といい、沖縄本島住民の9割が購読している新聞社を侮辱したり、「基地はもともと田んぼにあってあとからそこに人が住み始めた」「辺野古反対派は中国や韓国からやってきた怖い人」などと、ヘイトスピーチを兼ね備えたデマ発言もし、多くの沖縄県民を傷つけたという批判の声もあります。

一方で、ウーマン村本さんは、沖縄に多くの基地が押し付けられていることに心を痛めており、先の沖縄県知事選挙でも玉城デニーさんを応援していました。

結果はウーマン村本さんが応援していた玉城デニー氏が勝利しましたが、その直後に沖縄の民意を批判するツイートが出てきて怒りが爆発したのかもしれません。

2者のツイートバトルは以下のようなものでした。

アホか、と。
ポツダム宣言によって、1952年のサンフランシスコ講和条約まで日本は占領下にあり、国内の至る所に米軍基地があったんだよ。
講和条約後、国内の米軍基地は次々に撤退・縮小していった。当然、減った分の何割かは米国の施政下にあった沖縄にいく。
これが事実だ。因果関係を無視するな。 https://t.co/94qpOjzwPc

最大の食い違いは、ウーマン村本さんは、ヤマトンチュの反対運動によって基地が沖縄に追いやられた、というのに対し、反対運動がきっかけという事実はない、というのが百田尚樹さんの見解のようです。


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「沖縄」を思う気持ちはウーマン村本さんが勝る

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村本大輔さん(@muramotodaisuke1125)がシェアした投稿過去のツイートや発言の内容から見て分かるのは、ウーマン村本さんは基地に苦しむ沖縄の気持ちに非常に寄り添っているということです。

実際、漫才ネタでも、沖縄の基地問題、原発問題などを取り上げた風刺ネタの評判が良く、沖縄のライブでもそのネタを行い、感動と爆笑を誘ったことは有名です。

一方で百田尚樹さんの過去の発言は、沖縄本島のほとんどの人が購読している新聞を潰せと言ったり、米軍基地に関するデマを拡散したりして、基地に苦しむ行わ県民を傷つけた過去があります。

本人は否定していますが、やはり百田尚樹さんは沖縄の事が嫌いで仕方がないのかなという感じがします。

ことの発端となった「沖縄終わった」ツイートは、沖縄県民の選択を有無を言わせず否定したともとらえることができます。

ツイート内容はウーマン村本さんの方がやや的を得ている

2人のツイッターを見て双方に残念だったのは、沖縄に基地ができたことを沖縄の人がどう思っているか書いていなかった点です。

ナイチャーが反対したかどうかよりも、沖縄の人がどう思ったかが重要なのではないでしょうか。

上記の「沖縄の新聞は本当に変更しているのか」という本を参考にしてみると、ナイチャーの反対運動があって基地が当時アメリカ統治下に置かれていた沖縄に移った、というウーマン村本さんの主張の方が正解に近いようですが、この本自体がウーマン村本さんに近い人が書いたものなので、それだけでウーマン村本さんの方が的を得ている、というのはフェアじゃないかもしれません。

しかし、ウーマン村本さんは、「だったらテレビで討論しましょう」と百田尚樹さんを誘いましたが、その件を百田尚樹さんはスルーしたので、逃亡したといわれても反論できない状態になっています。

テレビ討論をスルーした時点で、ツイート内容に関してはウーマン村本さんの勝ちと言えるのではないでしょうか。

言葉遣いに関しては百田尚樹さんの方が若干紳士的

一方で、ツイートの言葉遣いそのものはウーマン村本さんの方に問題があったようです。

一応百田尚樹さんはウーマン村本さんより2回りほど年上なので、意見は違えどある程度の言葉遣いに対する気遣いは否定されても仕方ないのかもしれません。

沖縄差別に心を痛めている気持ちは分かりますが、少し冷静になって議論する必要もあったと思われます。

まとめ

  • 沖縄の基地問題を巡り、ウーマン村本と百田尚樹がツイッターでバトル
  • 沖縄を思う気持ちはウーマン村本さんの方がある
  • ツイートの内容そのものは村本さんの方がやや的を得ている
  • ウーマン村本さんは言葉遣いに若干の問題あり

ネット上では圧倒的に百田尚樹さんを支持するこれが多いですが、私が見た限りでは、言葉遣いに問題はあれど、ツイートしている内容はウーマン村本さんの方が的を得ているのではないかな、という感想でした。

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