ウーマンラッシュアワーのTHEMANZAI2019での漫才と爆笑問題やナイツとの徹底的な違いは?

日本で唯一の風刺漫才コンビと言っても過言ではないウーマンラッシュアワーが、12月8日放送のTHE MANZAI にてさらに進化した漫才を見せてくれました。

The MANZAI2017および2018のウーマンラッシュアワーネタ概要は?強烈な風刺に注目!

上記記事にて、2017年、2018年にウーマンラッシュアワーが披露したネタについてまとめています。

そして2019年も、ほぼ一年ぶりにテレビに登場。

2017年、2018年に引き続き、安倍政権を批判するようなネタを披露しましたが、2019年は更に進化した内容になっていました。

2018年の完成度の高い漫才を見て、こんなにハイレベルなものを出しちゃうと来年大変だろうなと思っていましたが、2019年は更に去年を上回っており、日本中に爆笑と感動を呼び込みました。

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爆笑問題やナイツとの時事ネタ漫才との決定的な違いは?

12月8日放送のTHE MANZAI で、ウーマンラッシュアワーは時事問題を取り扱ったネタを披露しました。

一方で、ウーマンラッシュアワーの他に、ナイツや爆笑問題も時事ネタ漫才を行なっていましたが、やはりウーマンラッシュアワーの内容が特に秀でているように感じられます。

たしかに笑いそのものの量としては、より漫才師としての経験の長いナイツや爆笑問題の方が多かったかもしれません。

しかし、彼らは一応面白いネタではあるが、面白いだけ、というイメージで、心に刺さるものがありませんでした。その違いは、忖度するかしないかというところが大きいのではないでしょうか。

ナイツや爆笑問題の時事ネタは、芸能人の不祥事や、芸能人のおめでたい話など、誰でも分かりやすく、意見が分かれにくい内容を中心に取り扱い、政治ネタは最小限で、無難な内容に留まっていました。

一方で、ウーマンラッシュアワーは、原発問題や米軍基地問題、朝鮮学校の無償化問題など、政治に踏み込んだ内容になっています。

また、テレビ出演中心の他の芸人と違い、彼らは地方でのライブ活動が中心です。

その行き先は、原発のある街だったり、米軍基地のある街だったりします。

そして、現地にて、反対の声、賛成の声の双方を聞いた上で、彼らなりのメッセージに笑いを添えて見る人に届けています。

生の声を忖度無しで客席に届け、時には政府を強く非難したり、観客を含む政治に無関心な国民に対して喝を入れたりして、見る人の心に深く刺さる内容の漫才をお茶の間に届けてくれています。それが故に、特にボケの村本大輔さんのツイッターは年中炎上していますが、それもこのコンビの持ち味となっています。


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2019年は自虐も取り入れ誰もが笑える内容に!

2017年、2018年も、安倍政権を批判するような内容のネタを披露し、非常に完成度が高く見るものを感動と笑いに包み込みましたが、たしかに安倍政権が大好き💕な人たちにとっては不快な内容だったのかもしれません。

それが故に、漫才放送後は村本大輔さんのツイートは更に炎上しました。

しかし、2019年は政治批判に加え、自虐ネタを加えることで、安倍政権を支持する人たちにも笑える内容となり、より進化している様子が見受けられました。

例えば米軍基地の問題で、おおよそ以下のようなことを言っていました。

2月24日の沖縄県民投票で、7割もの人が米軍基地に反対という意思表示をした。

その中には、雨の中無理をしてでも未来世代のために投票所に足を運んだ人もいる。

安倍政権はその結果に対し「真摯に受け止める」と言いながら工事を続けた。

僕はそれが許せなかったので、そのことをツイッターにあげた。

すると炎上した。

そして吉本興業からそう言ったツイートをしないように言われた。

なぜかと聞いたら

働き方改革で早く帰らないといけないのち村本さんへのクレーム処理に追われて社員の残業が多くなっているとのこと。

僕は流石に社員に迷惑をかけるのは良くないと思って、真摯に受け止めながらもツイートは続けた。

それに対し、相方の中川パラダイスさんが「それやったら安倍政権と同じやん!」とツッコミを入れ、爆笑を誘いました。

他にも、原発問題を語った後、結局原発で飯を食っているのは僕自身でした、と自虐を入れて笑いを誘い、政治ネタの固いイメージを払拭する内容になっていました。

かつて風刺で笑いを取っていたチャップリンは、ヒトラー批判を笑いにしていたが、それによってヒトラーの支持者も笑わせた、と言われています。

12月8日のウーマンラッシュアワーのネタは、安倍政権批判を盛り込んだ内容でありながら、安倍政権を支持する人たちも笑える内容になっています。

彼らはまさに、平成・令和のチャップリン、もしくはそれ以上のレベルに達しているのかもしれません。

アンチウーマンラッシュアワーの方々に告ぐ!

しかしながら、やはりそれでもアンチの人たちを中心に、あんなのは漫才じゃない、偏ったイデオロギーを、延々と聞かされただけ、という批判もあるようです。

しかし、ウーマンラッシュアワーを批判する人たちのほとんどは、彼らほど現場を見ていません。

先述した通り、ウーマンラッシュアワーは全国でライブ活動を行っていて、それに伴ってジャーナリストや政治家にも負けないほど、現地の声をよく聞いています。

勿論私も含めた、ウーマンラッシュアワー肯定派の人たちにも共通することだと思いますが、

例えばツイッターで村本大輔さんが百田尚樹さんや高須克弥さんが言い合っている、

第三者として安全なところからそれを見て、ネットや書籍から自分に都合のいい情報だけを集め、それを盾に「こっちが正しくてそっちが間違っている!」などと意見したとしても、村本大輔さんと同じレベルで議論することは不可能だと思います。

例えば、沖縄に旅行に行くとすれば、単に青い海や空、美味しい料理に感動するだけでなく、基地問題に苦しむ人たちの声を聞きに、普天間や辺野古に足を踏み入れたり、座り込みなどの活動をしている人たちの声を聞いてみるのもいいかもしれません。

生の声を学び、そして自分の意見を持った上で、村本大輔さんの考えに賛同する、しない、といった判断を自分なりにしてみて、そして配信していけば、よりレベルの高い議論ができるのかもしれません。

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