テレビのバラエティ番組の司会者NO.1と言えば、明石家さんまさんを思い浮かべる方も多いと思います。
極めて長い間大物司会者として有名で、島田紳助さんが現役だったころは、さんま、紳助といえば吉本のナンバーワン、ツーとはよく言われました。
テレビバラエティに引っ張りだこのさんまさんですが、実は30代前半のころには低迷期があったと、ネット上で話題になっています。
確かに80年代後半は面白くなかったとの声もありますが、それはさんまさんの家族思いの優しい人柄から来たものだったようです。
明石家さんまさんが低迷したワケとは
先月放送された、「さんま&女芸人お泊り会」で、その真相が語られました。
80年代末から90年代にかけて仕事量が減った事実について、以下のように綴られています。
「結婚したときはそう(家族優先だと)思って結婚してんな。この仕事を半分やめて。子どももいるし、あれやから。34から37歳やな。あのとき、ちょっと仕事休もう、疲れたっていう1回目の疲れた時期やな」(フジテレビ「さんまのまんま」15年9月27日)
(※引用 yahoo news 6月3日配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00000010-nkgendai-ent)
さんまさんはこのころ女優の大竹しのぶさんと結婚し、今は女優のIMARUさんを授かりました。
仕事も大事ですが、家族も守らないといけない、という使命感もあり、少し心の中の「仕事」の割合が減少した結果、仕事量が減ったようですね。
1985年に、日航機が墜落して数百名の死者が出た悲惨な事件。
じつはさんまさんももともと搭乗予定だったらしいですが、仕事が早く終わったので別便にはやめて九死に一生を得られたようです。
その事故にショックを受けたことから、命の重みを痛切に感じているところに、結婚、出産が重なったので、家族愛を強く優先されたのではないでしょうか。
スポンサーリンク「そのころ確かに面白くなかった」の声
低迷期と言われたころのさんまさんは、確かに面白くなかった、との声も聞かれます。
結婚してしばらくは面白くなくなってた記憶がある。
芸人にとって私生活の幸せと仕事の成功は両立しにくいのかも。
んまおもろないわー
まさに、そう思っていた時期です。
今はもちろん面白いWWWそして凄い人やと思います。
確かに面白くない時代あった。
笑っていいとも!でてた時だったと思うけど。
今はいつ見ても面白いです。いなくなったら寂しいと思う芸能人の1人です。長生きして欲しいです。(※引用yahoo news 6月3日配信https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00000010-nkgendai-ent)
女芸人は恋をすると面白くなくなる、と言われる方もいますが、男性も例外ではないのかもしれません。
その頃は私は幼少だったのであまり記憶がありませんが、こういう声が多く上がるのは、たぶん実際に面白さが下がっていたのは事実なのでしょう。
しかし、それはさんまさんの家族を愛するが故の結果ですね。
そしていまは離婚されていますが、家族を愛するようにお笑いの仕事を愛して走り続けているような気がします。
明石家さんまさんは優しい人
さんまさんの芸風と言えばひょうきんで、ちょくちょくデリカシーのない言葉を放って笑いをとる、というスタンスが多いですが、実際は心の熱い優しい人柄なんだと思います。
かつて「戦争や武器のために税金なんか払わん!」と言い放ったことも有名ですね。
今の政治家を批判しての発言かどうかわかりませんが、その発言を見ても、低迷期の家族への思いをくみ取っても、さんまさんは愛に満ち溢れた優しい人だなとつくづく感じました。
ひょうきんキャラで売っているのにこんなことを言ったらイメージダウンだ!と言われるかもしれませんが、そのキャラクターを貫き続けて衰えることなく笑いを取り続ける姿勢も、お笑いというものへの愛情に満ち溢れた態度だとつくづく感じずにはいられません。
ぜひさんまさんには生涯現役で笑いに走り続けてほしいです。