玉城デニー知事初登庁へ!就任直後の仕事や沖縄県民の期待は?

2018年9月30日に投開票された沖縄県知事選挙は、共産党や社民党が支持していた玉城デニーさんが、自民公明などが推薦した佐喜真淳さんら3人を破って歴史的な勝利をおさめした。

この結果は、安倍政権には大きな打撃となるでしょう。

内閣改造をアピールして国民から沖縄県知事選挙の関心を薄れさせようとしていますが、玉城デニーさんの支持者を中心に今でも内閣改造を上回る関心度となっています。

当選した玉城デニーさんは、いよいよ10月4日に玉城デニー知事として初登庁します。

4年前、仲井眞元知事の退任式では、「きちんと仕事しろー!」などと県民からの怒号が飛び交っていました。

仲井眞元知事は、「普天間移設先は最低でも県外」を掲げて当選したのに、急に手のひらを反して政府の埋め立てを承認し、県民を裏切ったのでそういわれるのもやむを得ないでしょう。

今回は、翁長前知事が亡くなられたので、退任式のないまま翌日就任式になるみたいですね。

玉城デニーさんには選挙に勝ってほっとしている時間はないでしょう。

就任直後から重い試練がのしかかります。

ここでは、玉城デニー知事が就任直後にこなさなければならない仕事の内容や、沖縄県民が玉城デニー知事にどのような期待を込めているのかを考えてみたいと思います。

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玉城デニー知事就任直後の仕事は?


就任直後から、玉城デニー知事には試練が待ち受けています。

まずは、就任のあいさつとして、安倍総理や菅官坊長官に直接会って、沖縄県民は辺野古移設に反対しているという意思を伝える、という試練があります。

翁長前知事就任時は、安倍総理も菅官坊長官も完全に無視しましたが、今回はスルーされないかが注目すべきところです。

そして、知事就任直後の1021日には、沖縄県の県都である那覇市の市長選挙が行われます。

知事選挙では玉城デニー知事が当選しましたが、市長選挙では、名護、石垣、沖縄、宜野湾、と4市続けて政権与党に敗北しています。

那覇市長選挙は玉城デニー知事にとって絶対に負けられない選挙です。

那覇市は、現職がオール沖縄候補で、特に大きな失政もなく功績もあり、また那覇市の県知事選の投票数から見ても負ける様相は見当たりませんが、だからといって楽勝モードになれば自公に簡単にひっくり返されます。

ここで負ければ玉城デニー知事寄りの市長は南城市町だけになり、県政もやりにくくなりますので、那覇市長選挙での勝利は玉城デニー知事の最初の大きな試練と言えるでしょう。


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玉城デニー知事が沖縄県民から期待されることは?

まず一番に玉城デニー知事が沖縄県民から求められているのは、「辺野古に基地を作らせない」という点であることは、間違いありません。

政府は沖縄県の民意に関係なく辺野古移設を”粛々と”進めようとしますし、承認撤回は法廷闘争に持ち込む構えです。

ここは玉城デニー知事の交渉力が問われます。

万が一承認してしまうようなことがあれば、仲井眞元知事の二の舞になり、批判を浴びるでしょう。

辺野古だけは何としても作らせない、という意思が必要です。

沖縄の問題は基地だけでもありません。

沖縄県知事選挙で、基地の次に争点になったのが「経済」です。

経済を最重要項目に挙げた人のほとんどは、佐喜真淳さんに投票したといわれています。

玉城デニーさんは、「佐喜真さんの支持者も含めてだれ一人取りこぼさない」と決意を表しました。

経済対策でも、佐喜真淳さんに期待されたのと負けないくらいの実績を作ることが求められていくでしょう。

玉城デニー知事は、沖縄県知事選挙で、全体的に見れば8万票差、12ポイントの差をつけて圧勝しています。しかし、自治体ごとに見れば負けている場所もあります。

市のみで見た場合でも、宜野湾市、宮古市、石垣市では負けています。町村まで見てみると、特に多良間村、北大東村、南大東村ではWスコア以上で負けています。

こういった、自治体単位では佐喜真さんを選んだ場所の住民のことも、決して忘れないでもらいたいものです。

オール沖縄を違反する人たちは、「アメリカには言うのに中国には言わない」と口をそろえます。

尖閣諸島も日本の領土ですから、中国の海洋進出に悩まされている住民を、玉城デニー知事の交渉力で救っていく必要があると思います。

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