玉城デニーへのデマの内容や法的解釈は?その背景には反反基地感情か!

インターネット上を中心に沖縄県知事選挙に立候補している玉城デニーさんへのデマが溢れていて、玉城デニーさんは選挙戦を戦いつつその対応に追われています。

この沖縄県知事選挙では、残念ながら公職選挙法違反の疑いのある警告が両陣営に複数発せられている状況です。

高校前の許可されていない電柱に特定候補者のポスターが2枚貼ってあった件や、役場に特定候補者の選挙ポスターがあったという違法のニュースが報道されています。

そんなかでも、個人的に最も重大と思う行為が、玉城デニー候補を落選させるためのデマや誹謗中傷です。

沖縄県知事選挙情勢予想!中盤も佐喜真淳優位で玉城デニー不利か?その理由は?

沖縄県知事選挙の中盤情勢については、上記記事で考察しています。

沖縄県知事選挙は9月13日に告示され、選挙戦も後半に入っています。

各メディアの世論調査も出そろい、玉城デニーさんがややリードか、互角といった情勢だと報道されています。

実際は玉城デニーさん不利と見ています。

その理由の1つに、玉城デニーさんへのデマ攻撃や誹謗中傷による風評被害もあると考えられます。

玉城デニーさんが、「デマは法的な手続きを取る」と断言すると、「自分の違反行為はOKでデマはだめなのか」なんていう中傷も飛び交いますが、デマ自体が公職選挙法的に問題があるのではないかと思い。まず調べてみました。

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玉城デニーさんへのデマ攻撃の内容は?

玉城デニーさんは、具体的にはどういうデマが流れたのかは具体的に示していませんが、いくつかネット上のデマを調べてみました。

  • 告示前の調査で玉城デニーさんがWスコアでリード」というデマ

まず沖縄県知事選挙告示前に、怪しい世論調査結果が出回りました。「玉城デニーさんがWスコアでリードしている」とした調査結果で、朝日新聞や国民民主党の調査だと広まりましたが、朝日新聞も国民民主党もそんな調査はしていないことが分かりデマだと判明しました。

おそらく玉城デニー陣営を勝ってるからと油断させて落選させることを狙ったものだと思いますが、他のデマに比べればまだ悪質性は可愛いもんです。

  • 「選挙公示前に玉城デニー候補が公職選挙法違反となる張り紙掲示した」というデマ

公職選挙法では、「選挙公示前にポスターを張ってはいけない」と決められているようですが、「玉城デニーさんががそれに違反している」と、ポスターが張られている写真とともに拡散されました。しかしその写真は東京都内で撮影されたものと分かり、誰かの自作自演のデマと判明しました。

「玉城デニーさんは沖縄県知事選に立候補するのに衆議院を辞職していない」というデマ

衆議院議員が知事選に立候補する際、当然議員辞職は必須になってくるわけですが、9月1日現在まだ名簿に載っているという話が拡散されましたが、その名簿は7月20日(まだ翁長知事が再選を目指すつもりでいたころ)のものだとわかりました。

「玉城デニーさんが、いやがる地元業者に無理やり小沢代表の別荘の建築工事をさせた」というデマ

このデマは、公明党の遠山議員が自身のツイッターで拡散させてしまう、玉城デニーさんが激怒しています。

遠山議員がデマを含む動画をこのツイートともに拡散しましたが、ここに引用すればそれもデマの拡散に当たると考え、当サイトには埋め込んでいません。

動画には、「玉城デニーさんが嫌がる業者に無理やり小沢代表の別荘建築工事をさせた」というデマが流れています。


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デマやその拡散が公職選挙法的にアウト

公職選挙法台235条の2号には、以下のように記されています。

当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事項をゆがめて公にした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。

引用 http://www.houko.com/00/01/S25/100.HTM#s13

この法律は、文章解釈的には、デマを発信した人も、それを拡散させた人も罪に問われると読み取れます。

つまりは、玉城デニーさんを落選させるために、事実と異なるものをSNSにアップした一般の人も、事実確認をせずに拡散した遠山議員も、公職選挙法に接触する可能性が非常に高いと考えられます。

デマの背景には「反反基地感情」か!

沖縄では、辺野古への新基地建設に反対するために活動している人に対する心無いデマが以前から流れています。

  • 基地反対活動している人に地元の人はおらず、内地か●●(とある国を差別用語で表現)の工作員
  • 基地反対活動をすると1日2万円の日当がもらえる

など、これらは完全にデマであることが分かっていますが、いまだにネット上では信じている人も多くいるようです。

やはりこれらのネット上を中心としたデマの背景には反・反基地感情があるのでしょう。

翁長知事の家族に対するデマも流れたことがあります。

在沖縄アメリカ人の娘さんが何者かに乱暴されたニュースでは、「犯人は基地反対派」と決めつけた情報が拡散されました。

玉城デニー議員も、辺野古新基地建設に強く反対しているので、基地反対を快く思っていない人たちが、玉城デニーさんに対するデマを流して風評被害を浴びせ、落選させようとしているのではないでしょうか。

まとめ~デマなしで民意の反映を~

6月の新潟県知事選挙も、9月の沖縄県知事選挙も、敵対する候補への批判合戦のようになっているイメージがあります。

それだけでも悲しいことですが、それがエスカレートしてデマになると、民主主義が根幹から崩れてしまうことになります。

9月30日投開票の沖縄県知事選挙は、普天間基地の辺野古移設が最大の争点になってきます。

デマの拡散によってどちらかの候補が風評被害を受け、基地移設の有無が、沖縄県の民意と異なることになってはいけません。

どちらの候補を応戦する人も、敵対する候補の悪いニュースが流れるとしめしめと思うのは致し方ないのかもしれませんが、その情報のソースが確たるものなのか、きっちり確認しないと、自身の応援する候補が不利益になったり、最悪の場合自身が逮捕されることになります。

全国の有権者が、ルールを守ってこの重要な選挙を見守っていけたらいいなと思います。

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