2019年1月6日午前中にに、全国的に部分日食が観測できます。
部分日食は、太陽と月の位置関係により、太陽の一部が欠けて見える現象です。
太陽の全部が欠けて見えるのは金環日食ですが、今回日本で観測できるのは部分日食になります。
本稿では、名古屋地区にお住まいの方向けに、名古屋周辺で部分日食が観測できる時間、部分日食がよく見えるおすすめの観測場所などを紹介してみたいと思います。
なお、部分日食を直接肉眼で見ると、目を傷めたり最悪失明する危険性もありますので絶対におやめください。
部分日食グラスはどこで買える?代用はできる?作ることはできる?
安全に部分日食を観測するには、上記ページをご覧ください。
部分日食2019が名古屋地区で見られる時間や天気は?
部分日食は、欠け始めから欠け終わりまで3時間近くありますので、たとえ曇っていたとしてもまだまだチャンスはありますので、曇っていても落胆しないで粘ってみましょう。
名古屋で観測できる時間は以下の通りです。
- 欠け始め 午前8時41分
- ピーク 午前10時00分
- 欠け終わり 午前11時28分
最初から観測したい方は、朝7時には起きて朝の準備を済ませましょう。
気になる天気ですが、2019年1月6日の名古屋の天気(2019年1月6日午前11時ころ発表)は、accuwetherによると、
- 8時 所により晴れ 雲量48%
- 9時 晴れ時々曇り 雲量69%
- 10時 晴れ時々曇り 雲量57%
- 11時 所により晴れ 雲量45%
- 12時 所により晴れ 雲量33%
となっています。
若干雲は多めかもしれませんが、おおむね良い天気のようです。
3時間近い時間の中で、太陽が顔を出す時間がある可能性はかなり高いと思います。
部分日食の名古屋地区での観測は期待できそうです。
スポンサーリンク部分日食2019の名古屋地区のおすすめの観測場所は?
部分日食が観測できるのは、午前中から昼にかけてですので、南東側に開けた斜面や南郷海岸が観測しやすいと思われます。
また、木々や建物の少ない広場なんかも観測しやすい場所だと思われます。
ある程度日が昇っていますので特に日の出スポットである必要もないでしょう。
そんなおすすめの場所をいくつか紹介してみたいと思います。
- 滝の水公園(名古屋市緑区)
名古屋市の小高い丘にある公園です。
数十メートルの高低差を登れば360度絶景が見渡せます。
夜景スポットとしても有名ですが、日の出スポットとしても有名です。
見晴らしのいい場所なので部分日食も観測しやすいでしょう。
- 猿投山(豊田市)
猿投山山頂は開けた方角が北西なので観測は難しそうですが、途中の岩場は聖岳などの南東方向への景色が見られますので、このあたりで観測できるかもしれません。
山の中なので滑落などには注意してください。
- 伊良湖岬
初日の出スポットとしての有名です。
開けた海岸では観測しやすいと思います。
まとめ
「部分日食2019が名古屋周辺で見られる時間は?おすすめの観測場所は?」と題して、名古屋地区で部分日食が観測できる時間や観測しやすそうな場所を紹介してみました。
- 2019年1月6日午前中にに、全国的に部分日食が観測
- 名古屋では、8時41分から11時28分にかけて部分日食が観測できる(ピークは10時ころ)
- 名古屋の天気はおおむねよさそう
- 名古屋市緑区の滝の水公園や、豊田市の猿投山中腹、伊良湖岬などで観測しやすそう
観測しやすそうな場所を初会しましたが、無理に出向かなくても大丈夫です。
ようは日食が起こっている時間帯に太陽さえ見えればOKです。
太陽を直接見るときは必ず専用の日食グラスを用いてください。