※昨日当記事をアップした際、候補者の名前が間違っておりましたので訂正しました。大変失礼致しました。
2019年の埼玉県知事選挙が既に告示され、選挙戦の終盤に入りつつあります。
立候補しているのは、立憲民主党や共産党などの野党統一候補の、大野もとひろさん、自民党が推薦する青島健太さん、NHKから国民を守る党の浜田聡さん、無所属の桜井志津江さん、武田信弘さんの新人5人です。
メディアの世論調査では、自民党が推す青島健太さんが僅かにリード、野党統一候補の大野もとひろさんが激しく追う、と報道されています。
実際のところ、自民党の推す青島健太さんが優位に選挙戦を進めていると考えられ、なんとか終盤で大野もとひろさんが巻き返せるかが注目を浴びています。
当ページでは、埼玉県知事選挙2019の情勢予想と根拠、争点や投票率についてもまとめてみたいと思います。
埼玉県知事選挙2019情勢予想、大野もとひろ苦戦か
埼玉県知事選挙の情勢調査については、以下のように報道されています。
自民、公明が推薦するスポーツライターの青島健太氏(61)が、上田清司知事と立憲民主、国民民主、共産、社民の各県組織などが支援する元参院議員の大野元裕氏(55)を僅差でリード。大野氏が激しく追う展開となっている。他に出馬している3氏は支持に広がりを欠く。ただし5割弱が投票先を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。
引用 https://www.google.com/amp/s/mainichi.jp/senkyo/articles/20190818/k00/00m/010/299000c.amp
上記の報道の仕方であれば、野党統一候補の大野もとひろさんが、自民の青島健太さんかわ数ポイント以内の僅差で追っている、と読み解くことができます。当サイトでも、メディアの世論調査通り、大野もとひろさんが追う展開であると予想します。また、その差はメディアの世論調査の結果よりも大きいと思われます。毎日新聞はどちらかというと国政野党寄りのメディア、というイメージが、国政与党支持者の中にあり、国政与党支持者は毎日新聞の世論調査に協力しない傾向があるからです。今のままであれば、割と早い段階で青島健太候補に当確が打たれる状況かと思われます。ここのところ沖縄以外での野党候補勝利というものが見られません。終盤で大野ともひろさんがなんとか巻き返せるかが注目されるところです。
スポンサーリンク埼玉県知事選挙争点や政策は?
埼玉県知事選挙の争点は、現職の埼玉県知事の継承の可否と共に、人口減少対策、他の都道府県による埼玉県の良くないイメージ(ださいたまとも揶揄される)の払拭などが挙げられます。
埼玉県は、南部は首都圏に近く、利便性から経済活動が行いやすい環境にあります。
また、北部に行けば、秩父山系の豊かな自然が豊富にあり、観光客や登山者にも人気があり、決して魅力の低い県とは言えません。
政権に忖度したメディアの地方を蔑視するような報道がやめられれば、あとは利便性や豊かな自然をPRしていくだけでださいたまのイメージは払拭できるはずです。
重視される課題は人口減少対策です。
自民党の推す青島健太さんは、スポーツ誘致、インフラ整備など、どちらかというと富裕層のための政策で人口対策を掲げているのに対し、野党統一候補の大野もとひろさんは、福祉の充実、災害対策など、庶民目線の政策をかかげているところに違いがあります。
埼玉県は、現在は人口は微増、もしくは横ばいの傾向です。
将来的には減少していくと予想されます。
全国的には既に人口減少が始まっている中、埼玉県はむしろ持ち堪えている方です。
今後人口減少対策は必要ですが、他の都道府県と比較して、埼玉県が特に人口減少が緊急事態というわけでもなく、現職知事の路線は概ね上手くいっていると思われますので、継承、さらには高齢化に備えて福祉政策を発展させていくことがのぞましいでしょう。
NHKから国民を守る党候補は、国政でも地方でも相変わらず「NHKをぶっ壊す」のワンイシューです。
埼玉県知事選挙投票率は?

2015年の埼玉県知事選挙は、投票率が26.63パーセントと、かなり低い水準になっています。
2019年は、実質与野党対決で、全国的にも注目されているので、もう少し県民の関心も高まるのではないかと思われます。
できるだけ多くの埼玉県民の方が埼玉県知事選挙にさんかしてほしいところですね。