もともと読売ジャイアンツのプレイヤーで、今はルートイン独立リーグ・栃木ゴールデンプレスでプレーしている村田修一選手が、現役引退を決断しました。
8月1日にも引退会見が行われる可能性があります。
村田修一選手は、2017年10月に巨人から戦力外通告を受け、NPB(日本野球機構)からのオファーをまっていましたが自身が移籍を決める期限を2018年7月31日としていて、残念ながらNPBからのオファーはなく、現役引退決断に至りました。
BC栃木でのプレーは3割5尾2厘であり、巨人時代からの衰えを感じさせない好成績であったのにもかかわらず、なぜオファーが来なかったのか、引退試合はいつなのかを個人的にまとめてみました。
村田修一選手、現役引退決断のニュース
村田修一、引退決断 NPBオファーなくBC栃木で今季全う 2000本まであと135本で… https://t.co/kox9w1yA4S pic.twitter.com/9NGy7h0cUT
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年7月31日
村羅修一選手の現役引退決断のニュースが、8月1日に報じられました。
昨年10月に巨人から戦力外通告を受けて、自由契約となった。実績は申し分なく、貴重な右の長距離砲だけに、早々に新天地が決まるとみられていた。だが、他球団は全て若手を育成する方針を貫くなど、タイミングが悪すぎた。メジャー球団からの接触もあったが、3月上旬に絵美夫人の故郷を本拠とするBC栃木でのプレーを決断。自身の去就を決めるリミットをプロ野球の移籍期限となる7月31日に設定してきた。
引用:yahoo news 8月1日配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00010000-spht-base
NPBでのプレー成績は申し分のないものですから、どこかの球団に拾われると予想されていましたが、残念ながらどの球団も若手育成に力を入れており、自身が期限としていた7月31日もオファーはなかったようです。
村田修一選手はとにかく野球が好きだったので残念だと思います。
村田修一選手の野球への強い思いは、巨人からの戦力外通告を受けた以下のニュースで紹介されています。
村田は飢える思いを口にした。「とにかく野球をやりたい。ただ、それだけです。代打でも何でも構わない。真摯(しんし)に野球がしたい。拾ってくれるところがあるのなら、その球団の戦力になるだけ」とプロ16年目となる来季へ、強い意気込みを口にした。
引用:スポーツ愛知2017年11月15日配信
戦力外通告はショックでしたが、野球への思いは強く、NPBのオファーがない状況でも、BC栃木で休むことなくプレー塩ました。
NPBではないにしろ、野球を続けさせてくれたBC栃木には感謝の気持ちでいっぱいだろうと思います。
スポンサーリンクなぜNPBからのオファーがないのか?

BC栃木でも打率3割5分2厘で活躍していますが、巨人でプレーしていた時も決して悪い成績ではありませんでした。
2017年は、出場機会は多くなかったですが、14本塁打で、15年連続2桁本塁打を放つなど、プロとしての実力も申し分のない村田修一選手ですが、なぜオファーが来なかったのでしょうか。
年齢的な問題
イチロー選手などは、40歳を超えても現役で活躍し続けていると思いますが、やはりプロとしてのピークは20代のうちにおわる選手がほとんどですね。
村田修一選手は現在37歳。今季や来期は十分活躍できると思いますが、10数年にわたって今後も活躍し続ける事は困難です。
そういった状況から、各チームは何年も先を見据えて、若手選手の育成に力を入れたのでしょう。
巨人は他のチームからの選手を獲得するためにお金をたくさん使う傾向がありますが(それがアンチの多い理由でもありますが)それ以外の11球団はもともと若手育成を最優先させる傾向があり、巨人からの戦力外通告はかなり痛手だったのかもしれません。
巨人以外のチームでプレーして戦力外通告を受けたのであれば、巨人が拾ってくれたかもしれませんが・・。
素行の問題?
村田修一選手は、実力は申し分ないですが、素行に問題があったという話もよく聞きます。
打てなかった時に踏ん反りがえったり、チームの和を乱したり、やる気のない走塁をする、など、性格の悪さが話題になることも度々ありました。
また、プロ入りする前、巨人への入団を進められたときに。「巨人は嫌いだ」と問題発言をしたことも有名ですが、契約金などの関係で手のひらを反して巨人に入団した、という噂もあり、それが他の11球団から敬遠されている理由なのかもしれません。
引退試合はいつ?
BC栃木の今期の最後の試合が9月9日なので、野球人生としての最後の試合は、2018年9月9日が最終日となります。
NBPでの最終試合について調べてみたところ、2017年の10月3日のヤクルト戦が、巨人のペナントレース最終日でした。
この年は巨人は4位で、クライマックスステージには進出していないので、2017年の最後の試合が10月3日です。
この日、村田秀智選手はスタメンにはは入っていませんでしたが、ベンチにはいました。
10月3日に代打として起用されたかどうかの情報がありませんでしたが、実質2017年10月3日がNPBでの引退試合ということになってしまいました。
まとめ、今後は?
「村田修一選手、現役引退決断。引退試合はいつ?NPBオファーがなぜないのか?」という内容でまとめてみました。
- 村田修一選手は、2017年に巨人から戦力外通告を受け、自由契約に
- 期限を2018年7月31にと決め、NPBからのオファーを待ちながら、BC栃木でプレーしていた
- 期限が来てもNPBからのオファーはなく、現役引退決断に至った
- 成績は申し分ないが、年齢的な限界や、過去の素行の問題などがオファーのない原因と思われる
今後村田修一選手はどうされるのでしょうか。
村田修一選手の野球への思いは他のプロ野球選手にも決して劣らないほど強いものがあります。
なので野球に携わっていくことは間違いないでしょう。
地方やプロのチームのコーチや、試合に関するコメンテーターなど、まだまだ野球にかかわりながら活躍する場はあると思います。
期限は過ぎましたが、ひょっとしたら今後チームからのオファーも来るかもしれません。
もしそうなったら、自分で決めていた期限もありますが、多少引退への決断の気持ちは揺らぐのかもしれません。