いよいよ沖縄県民投票の投開票日が間近です。
全国的には知事選の時と比べて盛り上がりがないように思えますが、沖縄県内では非常に関心度が高く、結果が注目されており、当サイトでも注目しています。
当ページでは、沖縄県民投票の最終盤情勢や、辺野古の基地問題、今回の沖縄県民投票について、ウチナーンチュやナイチャーがどのように捉えていくと良いのか、考えてみたいと思います。
この記事の内容はユーチューブにも上げています。
沖縄県民投票最終情勢は?
当サイトでは、何度か沖縄県民投票の情勢予想を紹介しました。沖縄県民投票の情勢予想は?賛成派こそ感謝して協力せよ!上記記事で紹介したとき、反対多数になるという予想を立てましたが、変わっていません。賛成と反対を比べたときに、反対が多くなることは間違いないでしょう。とは言っても、全有権者のうち、どれくらいの割合が反対なのか、というところも重要な争点になってきます。玉城デニー知事は、一番多い投票先が全有権者の1/4以上になれば、その民意は尊重されるべきと言っています。産経新聞などは、全有権者の過半数が反対しないと民意とは言えない、と主張しています。沖縄県民投票は、
- まず反対が賛成より多いか
- 反対が全有権者の1/4以上か
- 反対が、賛成+どちらでもない+無効票の総和よりも多いか
- 反対が、全有権者の1/2以上か
上記の4段階で、どの位置になるのかが注目されてくるでしょう。上記サイトでは、ギリギリ4番を満たすくらいかなと予想しています。
スポンサーリンクナイチャーへのメッセージ
沖縄県民投票や辺野古の新基地問題について、ナイチャーはどのように考えていくべきでしょうか。
これはいちナイチャーでもある当ブログ管理者の私も含めてのことです。
沖縄の基地問題に関心を持つことです。
政治に詳しい必要はありません。
沖縄の多くの人が反対している中、辺野古の埋め立てが強制的に埋め立てられていることに、心が痛みませんか?
沖縄の人たちは、今も過剰な基地負担に苦しんでいます。
もし日本に米軍基地が必要なら、その負担は全国で均等に負うべきと思いませんか?
沖縄に旅行に行かれる方も多いと思います。
私も大好きで15回くらい沖縄に行っています。
ただ、
沖縄に行きました。
海が綺麗でした。
空が青かったです。
料理が美味しかったです。
とてもいい思い出になりました。
これだけで終わってしまうのは悲しい気がします。
沖縄が琉球処分以降ナイチャーによって与えられてきた苦しみや悲しみにも目を背けてはいけません。
そして、その苦痛は、まさに今も、私たちナイチャーが沖縄に与え続けているのです。
上記記事で示したように、
辺野古にできないと中国が攻めてくる、辺野古にできないと普天間が固定される(辺野古にできれば普天間が返還される)、といった出鱈目を理由にしたり、無関心のままに
沖縄に基地を押し付けることからはもう卒業しなければなりません。
確かに県民投票は反対派の人たちの手によって実施に至りました。
しかし、もともと基地反対派は、先の県知事選で玉城デニーさんが勝った時点で確定的な民意としたかったはずです。
それが認められなかった、ならば投票で基地賛成派にも平等に民意を示すチャンスを与えましょう、という意図で投票の条例ができました。
さらに賛成反対の2択では民意は示せない、などと言った賛成派のワガママも受け入れて、3択にするところまで譲歩しています。
ここまで譲歩した今回の沖縄県民投票で、反対の民意がでて、それにもかかわらず政府が辺野古埋め立てを強権的に進めようとするなら、
そんな政府を選挙で勝たせることはどういうことなのか、今一度考えてみてほしいです。
ウチナーンチュへのメッセージ
沖縄に過大な基地負担を押し付けてしまっていることを、心から申し訳なく思っております。
今一度、2月24日の県民投票で意思を示していただきたいと思います。
どちらでもない、は、賛成派、反対派の双方に都合よく解釈されてしまいます。
単純な話ではないので難しいかもしれません。
ただ、上記記事で示したように、すこしでも反対の根があれば、反対に◯をつけることで、ナイチャーへの怒りの意思表示をしていただければと思います。
デマや圧力によらない、県内の方の基地賛成の意思は尊重されるべきです。
米軍さんを対象とした客商売をされている方もいらっしゃいます。
そう言った方は賛成に◯で投票して下さい。