翁長雄志知事すい臓がんで死去、知事選は誰が出る?副知事か稲嶺進氏か?

沖縄にとって、日本にとって、世界にとってとても大切な人が旅立ちました。

2014年の沖縄県知事選挙に当選し、以後「辺野古新基地建設反対」を貫いて国と対立していた翁長雄志知事が、8月8日に亡くなられたことがわかりました。67歳の若さでした。

翁長雄志知事は、2018年5月に、健康診断ですい臓に腫瘍が見つかり、手術、精密検査を受け、その後ステージ2のすい臓がんであることがわかりました。

すい臓がん診断確定後も、治療しながら公務に励んでこられ、6月の沖縄慰霊の日では、「辺野古基地移設反対」の県民の願いを全国に訴えかけました。

しばらくは謝花喜一郎副知事や富川盛武副知事が代理で知事の業務をおこないますが、50日以内に県知事選が行われるということで、9月末にも選挙があると見込まれます。

翁長知事率いるオール沖縄勢力は、翁長雄志知事が再び立候補する形で進めていたため、一から候補者を選ぶことになります。

擁立の動きはこれからですが、誰が出馬すると予想されるでしょうか。

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翁長知事、すい臓がんで死去

翁長知事の訃報が入ったのは、8月8日の夜でした。

ちょうどその数時間前、翁長知事は病状が悪化し、意思疎通もできなくなってきた、県知事選出馬は断念と発表があったばかりでした。

療養に集中し、いずれ元気な姿が見られると思っていましたが、その発表の数時間後に訃報のニュースが入ってきました。

「あまりに急すぎる」。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設阻止のため政府と激しく対立してきた翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事が8日、膵(すい)がんの末に亡くなり、移設反対派は深い悲しみと喪失感に包まれた。目前に迫る辺野古埋め立ての土砂投入を食い止めるため、翁長知事が前知事による埋め立て承認撤回を進めようとした矢先の悲報。沖縄の基地の行方に影響するのか、関係者は行方を注視する。

msnニュース 8月8日配信 https://www.msn.com/ja-jp/news/national/翁長知事死去辺野古移設反対派に悲しみと喪失感/ar-BBLEhlH?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp

はじめステージ2と診断されたので、すい臓がんにしては早く見つかった方ではありましたが、それでもそのわすか3~4カ月で訃報を聞くことになるとは思いませんでした。

すい臓がんは「発見が難しい」「症状が出たころには末期」「進行が速い」「早期発見でも治癒率は低い」など、「がんの王様」と呼ばれるほど治療成績が悪く、恐れられています。

また、末期にはがんが太い神経に浸潤するため激しい痛みに苦しむ、という話も聞いたことがあります。

それでも翁長知事程意志の強い人なら治るだろうと信じていましたが、その思いは届かず残念でした。


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知事選挙は誰が出るか?

現在辺野古移設容認派候補として、宜野湾市長の佐喜真淳氏が自民党の推薦で立候補することが内定しているほか、安里敏信氏も立候補を表明していますが、基地反対派の擁立は一からになります。

まだ誰が出るかは決まっていませんが、知名度や実績で見るなら、前名護市長の稲嶺進氏の擁立が適切ではないかと思います。

「辺野古移設」は2018年知事選の最大の争点になると考えられるので、最も身近で辺野古の問題を見てきた稲嶺進氏であれば、その問題性を訴えることができるのではと思います。

現実路線で行くのであれば副知事の謝花喜一郎氏や富川盛武氏といったところでしょうか。

辺野古の埋め立て承認撤回など、知事の意思を引き継いで代理業務をやっていく、と表明しているので、基地に関しては知事と同じ方針だと思われます。

だれよりも翁長知事を近くで見てきた人なので、その思いをもっともよく引き継げる人たちだと思います。

情勢としては、翁長知事が存命であって出馬したとしてもやや不利かなという状況でしたので、オール沖縄勢力がやや不利だというのは変わらないのではないでしょうか。

それでも沖縄県民は辺野古移設反対派が大多数なので、あまり共産党や社民党といった特定のリベラル政党の色を出しすぎず、保革が一体となって国家権力と戦えるような構図に持ち込めば、勝利の可能性は見えてくるかもしれません。

さらに、ちゃんと国に訴えれば止められる、と有権者たちに信じてもらえるかどうかも大事な点になってくる出そう。

最後になりましたが、若くして亡くなられた翁長雄志知事のご冥福を心からお祈りします。

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