笑点で歌丸さんに感謝大喜利、出演者一同涙をこらえて爆笑を誘う

先日、笑点に50年以上出演し続けられていた歌丸さんが、「慢性閉そく性肺疾患」という病気でこの世を去られました。

慢性閉そく性肺疾患は、COPDと言われ、肺の機能が徐々に不可逆的に失われる病気で、初期には無症状で、完治する方法はなく、なるべく早い段階で進行を遅らせる治療をするしかできない怖い病気です。

噺家として、重要な肺機能が失われていく中でも、生涯落語家人生を貫かれた歌丸さんには、ほぼすべての日本人の尊敬の的となり続ける事ともいます。

7月8日放送の笑点では、歌丸さんへの感謝大喜利として、歌丸さんに感謝の気持ちを示す大喜利で、会場は爆笑に包まれました。

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「じじい早すぎるんだよ!」円楽さんの悲痛の叫びも

円楽さんは、歌丸さんが司会をされているとき、歌丸さんが入退院を繰り返して居たり、体が痩せていることに対し、亡くなりかけている人のようにいじることで笑いを取り、座布団を全部持っていかれる、というパターンが良くありました。

今回の訃報も、円楽さんの冗談であってほしい、と、多くのファンが思ったことでしょうが、残念ながら現実と受け止めないといけないときが来てしまいました。

円楽さんは、たびたび権力批判をして、ネットが炎上することもありました(参考)が、これも世の中に対して切り込んでいくという、歌丸師匠の受け売りのようですね。

冒頭冒頭、昇太は「歌丸師匠が旅立たれました」と改めて視聴者に伝え、「今日は歌丸師匠の思い出をたっぷり語りながら偲んでいこうと思いますが、笑点ですからしんみりではなく、明るく思い出を語って師匠をお送りしようと思います」と精一杯の笑みを浮かべた。

番組最後、歌丸さんへの別れを告げる場面で円楽は「歌丸師匠!」と呼びかけた。「私の悪口を優しく受け止めてくれて、ばり雑言にも耐えていただいて、ありがとうございました。最後に一言言わせてください」といったん間を置き、「じじい!早すぎるんだよ!」と独特の言い回しで故人の死を悼んだ。カメラは昇太に戻ったが、円楽がハンカチで涙をぬぐう姿をとらえた。

引用:yahoo news 7月8日配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000129-dal-ent

「お客さんに笑っていただく」ということに一生をささげた人との別れは、明るく行われる、というのはよくある話です。

歌丸さんのお別れ会も、春風亭昇太さんの意向通り、しんみりではなく、いつもの笑点の雰囲気で、明るく行われましたが、円楽さんや山田さんが度々涙をこらえる姿も見受けられました。

呼吸機能が衰えていく病気ですから、亡くなられるときは苦しまれたと思いますが、それでも最後まで笑点のメンバーや弟子、そして落語のことを考え続けながら、天国へ旅立たれたことと思います。

そして、最後まで落語と戦いつつも、笑点メンバーや弟子たちに慕われ、晩年まで幸せな人生を送られたことが、せめてもの良いことではなかったかなと思います。


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新しい司会の春風亭翔太さんもいじられる

歌丸さんの素晴らしい点として、笑点メンバーが挙げたことの1つで、メンバーが滑ってしまうような回答をしたとしても、歌丸さんはそれを受け止めて、必ず面白くしてくれる、という点でした。

そして、「今の司会者にはそれができないんだよ」と、春風亭翔太さんをいじって笑いをとる、という場面もありました。

それは司会でありながら、メンバーの中で3番目に若い春風亭翔太さんへの激励だと思います。

春風亭翔太さんの司会も、だいぶサマになってきましたね。うまく言った答えには座布団を与え、自身が独身のことをいじられると座布団を取り上げる、そしてどちらでも爆笑を誘うというのは、亡くなられた歌丸師匠の芸を引き継いだものと思われます。

歌丸さん亡き後も、笑点を60年、70年、100年と続く長寿番組にしていってほしいと思います。

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