[新潟市長選挙結果速報]中原八一当確(当選確実)!勝因と他候補の敗因は?

任期満了に伴う新潟市長選挙は、10月28日に投票が行われ、その結果、自民党の推薦を受けた中村八一さんが、4年前の雪辱を果たして当選確実(当確)となりました。

なお、当ページは1つのメディアが当確を打った時点で公開していますので、投開票自体はその時点で終了しておりません。

当確は、極めてまれに覆ることもあります。その場合は当ページは削除します。

中原さんは59歳。4候補の中では最年長となります。

中原八一さんは、自民党の推薦を受け、接戦の中序盤からわずかにリードした状態であり、そのままなんとか逃げ切ることに成功しました。

当ページでは、当選確実となった中村八一さんの勝因と、他の3候補、吉田たかしさん、小柳さとしさん、飯野晋さんの敗因を考えてみたいと思います。

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中村八一さんの勝因は?

新潟市長選挙では、自民党系候補が2候補立候補し、保守分裂の様相となりましたが、国政の自民党は、保守分裂による共倒れを避けるため、中村八一さんを推薦しました。

新潟県知事選挙の時のように、自民の組織票を手堅く固め、序盤からのリードをなんとか守りぬいた形です。

国政与党の推薦を受け、国との連携を掲げて選挙戦を戦いました。

それに対する一定の批判はあったと思いますが、やはり、国と市が対立していては、財政難の新潟を立て直すことができないと考える市民や、新潟でも最も支持率が高い自民党の推薦候補であることの強みを生かして、接戦を勝ち抜くことができました。

現職の篠田市長からも評価を受け、応援を受けていました。

新潟市の財政難から、現職市長を批判する声も一定数ありますが、その批判票が吉田たかしさんと小柳さとしさんに分散することで、現職市長支持票をほぼ固められた中原八一さんに有利に働いたと思われます。

結局は「保守分裂」の構図よりも、「現職批判分裂」の形となったようです。


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吉田たかしさんの敗因は?

吉田たかしさんは、中村八一さんと同じ自民党系の候補で、善戦しましたが及びませんでした。

正当からの推薦を受けず、不利な状況からのスタートで、接戦と言われる状況まで追い上げ、逆転するかと思われましたが、あと1歩およばなかった、という感じがします。

吉田たかしさんは、現職批判を強めましたが、その結果現職批判票が野党系候補の小柳さとしさんと分け合ってしまったことも災いしました。

吉田たかしさんは、唯一「BRT廃止」を掲げて一定の支持を広げましたが、廃止した後どうするのか?撤去工事も費用は?などという市民の疑問も払拭することができなかったと考えられます。

現職や国政正当に不満はありけど、また野党供応のやり方にも疑問を抱いた人、また無党派層の取り込みで急速に支持を拡大してきた感じはしていましたが、やはり政党の支持を受けた候補の基礎票の強さには惜しくも及ばなかったようです。

小柳さとしさんの敗因は?

小柳さとしさんは、立憲民主党や共産党、社民党など野党5党の支持を受けて選挙戦を戦っていましたが、及びませんでした。

1番の敗因は、野党系の国会議員が新潟入りしたことでかえって批判を浴びた点だと考えられます。

中盤までは急速に知名度を上げ、自民党系候補を追い抜く勢いでしたが、3候補の「団子状態」を抜け出すために国政野党が焦ってしまい、新潟県知事選で野党党首が一斉に新潟入りしてモリカケ問題を語って批判を浴びたときと同じようなミスを犯したと考えられます。

地方選挙で国政政党色を出しすぎると、その政党の支持者の票は固められるかもしれませんが、勝敗の行方を大きく左右する無党派層が離れていく傾向があります。

市民目線、ボトムアップ型の公約で、弱者に寄り添う姿勢をPRしていましたが、財政難の新潟でどこから財源を確保するのか、といった疑問も払拭することができなかったようです。

twitterでの応援も、沖縄の時の野党系候補のものほど盛り上がりませんでした。

沖縄の時も新潟の時も、全国から野党系候補を応援するツイートがありましたが、沖縄では歓迎ムードだったのに対し、新潟では若干アウェームードが漂っており、地元での小柳候補の好感度は野党やその支持者が期待したほどは上がらなかったと感じられます。

飯野すすむさんの敗因は?

飯野すすむさんは、元北区長の実績はありますが、自民推薦候補、野党支持候補や、無党派層から急速に支持を集める候補が対立候補としている中で、序盤から存在感を活かすことができませんでした。

他の3候補は、応援する人とアンチの人で激しい意見の対立があり、それが存在感を増す形になりましたが、最後まで飯野さんは「可もなく不可もなく」的な立ち位置に置かれ、話題になることも少なかったように思えます。

現職市長からの応援も受けました(ただし現職市長は中原八一さんも応援した)が、及びませんでした。

新潟の財政難の状況の中で、現職市長の責任を問う声が大きい中、現職市長を4候補の中で最も高く評価した音は、逆に新潟市民の反感を買ったのかもしれません。

中盤の世論調査でも、他の3人が団子状態なのに対し、1人だけ「追う状況」とされ、最後まで劣勢を挽回するには至りませんでした。

国政への影響は?

沖縄県の沖縄県知事選挙豊見城市長選挙那覇市長選挙、千葉県の君津市長選挙、京都府の大山崎町長選挙など、自民党が推薦する候補の地方選挙での敗北が続き、安倍政権の求心力の危機がささやかれていました。

しかし、今回新潟で国政自民党が推薦する候補が勝利できたことで、自民党にとっての嫌な流れはひとまず薄まりつつあるのかなと感じます。

この結果で安倍政権は、次の参議院選挙にも弾みが付き、憲法改正や、普天間基地の辺野古移設など、自民党が迅速に進めたいと思っているものが、よりスムーズに進みやすくなると考えられます。

しかし、全市民の意見、その地方の意見などを無視することなく、あくまでも市民一人ひとりに寄り添った政治をしてもらいたいものです。

中原新市長の元で、新潟や日本全体がさらに発展することを望みます。

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