那覇市長選情勢予想(序盤)城間幹子と翁長政俊が接戦か?

※終盤の情勢予想はこちら→那覇市長選挙情勢(終盤)城間幹子やや優勢も今後の活動量次第か!

沖縄県の那覇市長選挙は、10月14日に告示され、選挙戦に突入しています。

現時点での情勢についていろいろと調べましたが、メディアによる世論調査の報道が一切見当たりませんが、雰囲気などから予想を立ててみたいと思います。

おそらくメディアは、名護市長選挙で世論調査と逆の結果が出てしまったこと、沖縄県知事選挙では逆に慎重になりすぎてかなり差がついているところを接戦と報じてしまったことから、特に沖縄県の大型選挙では世論調査が出しにくくなっているのではないでしょうか。

那覇市長選挙情勢予想(告示前)!城間幹子さんわずかにリードも油断禁物か?

上記で告示前の情勢を予想してみましたが、告示され選挙戦序盤での情勢は、

城間幹子さんと翁長政俊さんが互角の接戦はないかと読んでいます。

双方に追い風になる部分、向かい風になる部分があるので、以下に考察してみます。

 

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現職城間幹子さんは公約着手率96%で高評価

現職で、維新希望を除く野党から支持されている現職の城間幹子さんは、2期目の当選を目指して立候補しています。

2014年に、前那覇市長であった翁長雄志前知事が、辺野古の新基地建設反対の立場で立候補するにあたり、当時副市長だった城間幹子現市長が立候補しました。

その時は、那覇市長選史上最大となる10万票以上を獲得し、国政与党が推す候補に対して圧勝しています。

城間幹子さんの公約着手率は96%と非常に高いうえ、那覇市内の経済は好調で、観光客も増え、待機児童も減るなど、1期目の城間幹子さんは実績を残しており、那覇市民からも高い評価を受けていると思われます。

1期4年の現職の市制の評価が問われる、という点では、城間幹子さんへの大きな追い風になると考えられます。


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翁長雄志知事の弔いムードは?

8月8日に急逝した翁長前知事の評価は那覇市内でも高く、その弔いムードが継続していれば城間幹子さんへの追い風になります。

10月9日に翁長前知事の県民葬が行われ、弔いムードが再び高まったうえ、菅官坊長官が「沖縄県民に寄り添う」などとうそを述べたことで国政与党への批判は強まり、翁長政俊さんへの向かい風となっています。

しかし、城間幹子さんの陣営も、弔いムードへの頼りすぎは厳禁です。

「人の死を利用した」と批判されればそれに対する反論は非常に難しいと思われます。

翁長前知事の遺志を引く注ぐことのPRは必要ですが、あくまでのこの世に生きる人たちで那覇市を引っ張っていくという精神を忘れれば負けてしまいます。

豊見城市長選挙の結果の影響は?

那覇市長選挙の1週間前に行われた豊見城市長選挙では、オール沖縄勢力の山川仁さんが勝利しました。

豊見城市長選挙結果速報!山川ひとし当確!勝因と宜保ヤスタカ&宜保ハルキの敗因は?

長い間保守の地盤だった豊見城市ですが、20年ぶりに革新系市制となりました。

城間幹子さんや玉城デニー知事も山川仁さんの応援にかけ続けており、この山川仁さんの勝利は玉城デニー知事の追い風となりました。

この結果は那覇市長選挙にどう影響するのでしょうか。

山川仁さんが勝利したとはいえ、他の保守系2候補の票を足すと、山川仁さんの票を上回ります。

その票差は、4年前の豊見城市長選で勝利した保守系の宜保さんと革新系候補の差と同じくらいあるので、4年前と比べてオール沖縄勢力が力を伸ばしたということはできません。

豊見城市ではオール沖縄は弱体化こそしていませんが強くもなっていない、いわば横ばいの状態です。

ですので、豊見城市長選挙の結果は、那覇市長選挙の結果に直接影響することはあまりないと思います。

山川仁新市長が城間幹子さんの応援に入れる、という点では城間幹子さんに多少追い風になるかもしれません。

SNS上では翁長政俊さんに勢い

ツイッター上での両候補への応援ツイートを見ていると、城間幹子さんを応援するものが数も多く、イイネやリツイート数も多くなっています。

しかし、豊見城市長選挙の徳と比べて、自公系の候補を応援するツイートの割合も多くなってきていて、国政与党支持者も沖縄県知事選挙の敗北のショックから立ち直りつつあるようで、勢いがあります。

mixiニュースコメント欄では、圧倒的に翁長政俊さんを応援する、というよりはネット右翼による、城間幹夫さんを誹謗中傷するようなコメントが多い状況です。

mixiの政治ニュースコメント欄は、完全にネット右翼のたまり場となっているので、実際の選挙戦の情勢判断には使えません。

新人の強みは「現職批判」ができる事

新人候補の翁長政俊さんの最大の強みは、現職に姿勢批判ができる点ではないでしょうか。

城間幹子さんは、公約着手率96%という実績を持っていますが、残りの4%の部分や、ちょっとした批判などをネタ元に、針小棒大に批判することが可能です。

翁長政俊さんの陣営は、その強みを存分に生かし、「何もしない市長」などと、城間幹子さんの1期目の市政を痛烈に批判しています。

それに便乗したネット右翼が、城間幹子さんにたいする真偽不明の情報も拡散していて、不正な手段で城間幹子さんの陣営にダメージを与えている実情もあります。

翁長政俊さんと翁長雄志前知事に血縁関係はない!真逆の人だが勘違いする人はいるかも

翁長政俊さんの強みとして、亡くなった翁長雄志前知事と苗字が同じという点もあります。

翁長政俊さんの選挙カーも、「翁長、翁長」と連呼することで、ひょっとしたら翁長前知事を評価していた人が、翁長政俊さんが翁長前知事の親戚で、遺志を継ぐ候補と思わせる作戦では?なんていう推測もあります。

翁長雄志前知事と、翁長政俊さんは、血縁関係はなく、たまたま同じ苗字なだけです。

翁長政俊さんと翁長前知事は、もともと同じ自民党系の政治家で、同期当選、「沖縄保守の重鎮ダブル翁長」ともいわれていました。

しかし、沖縄の自民党が、辺野古移設賛成に方針転換した際、翁長政俊さんは自民党側に付き、翁長前知事は県民の民意に寄り添う方についたため、そこからは正反対の主張を持つ2人となりました。

翁長雄志前知事の遺志を継ぐのは、翁長政俊さんではなく、城間幹子さんです。

当ページで、翁長政俊さんの落選を願っているわけではありませんが、翁長前知事を評価するのであれば、投票先として妥当なのは城間幹子さんであり、苗字が同じという点で有権者が勘違いしてしまわないことを願っております。

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