アイルランド出身のロックバンドU2のボーカル、ボノさんが、ベルリンの公演中に急に声が出なくなり、ライブが中止になったというニュースが入りました。
U2は、1980年にデビューしたロックバンドで、奇跡のロックンロールバンドと言われています。
世界中の社会問題をテーマにした曲が多く、宗教紛争やアフリカの黒人差別問題や反戦などのメッセージ性の強い曲を多く輩出し、世界的に高い評価を受けています。
そんなU2ボーカルのボノさんが急に公演中に歌声喪失という心配なニュースが飛び込んできました。
原因は今のところはっきりしていませんが、どんな原因が考えられるのでしょうか。
U2・ボノさん、急に歌声喪失のニュース
上記はボノさんU2の楽曲「So Cruel」のボノさんのソロバージョンです。
恋人の木本が離れていく切なさを歌った曲です。
ボノさんの歌声喪失について、ヤフーニュースでは以下のように報じられています。
サイトでは同日の公演について中止に至ったことをお詫び。そのうえで「公演前のボノは万全の状態で、我々もショーを楽しみにしていた。しかし、数曲歌ったのち、完全に声が出なくなってしまった」とつづった。
続けて、原因などは明らかになっておらず、現在は「医療的な助言を受けている」と説明。今後の情報は追って発表するとした。
引用yahoo news 9月2日配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00000316-oric-ent
万全の状態で、公演が開始されても特に異常な状態や前触れとなるような症状はなかったようです。
急に数曲歌って完全に声が出なくなる、不可解ですがどういった原因があるのでしょうか。
スポンサーリンクボノさん急な歌声喪失、原因は「機能性発声障害」かも
まだ現在のところ、原因ははっきりしていませんが、急に声が出なくなる病状としてはどのようなものがあるのでしょうか。
たとえばのどの腫瘍や炎症などで声が出にくくなることはあっても、急に突然、ということは考えにくいです。やはり精神的な問題で急に起こったことと考えられます。
調べてみたところ、「機能性発声障害」という病気がボノさんの歌声喪失の症状に近いと思われます。
もし詳細が明らかになり、違う病態である情報が入れば本記事は書き直します。
その原因には、精神的、心因的な原因で起こるタイプがあり、自覚的な前触れもなく突如声が出なくなるようです。
まずは耳鼻咽喉科でのどなどにはっきりした腫瘍や炎症などの病気がないか検査されると思いますが、おそらくなんの異常もないのにお骨心因性のタイプの可能性が一番高いように思えます。
本記事冒頭にも書きましたが、ボノは世界中の社会問題をテーマとしたメッセージ性の強い楽曲を配信し続けています。
そしてその世界をとりまく社会問題は一層深刻になっています。
時代が流れても紛争や差別が絶えません。日本でも在日コリアンや沖縄に対するひどい差別が繰り返されていますが、そういった出来事に人一倍心を痛めるタイプなのは間違いないでしょう。
そういった世界情勢が、ボノさんの心に傷を作り、突然の歌声喪失、という事態に陥ってしまったのかもしれません。
まとめ
「U2・ボノさん、公演中急に歌声喪失に心配の声。その原因は?」という内容で記事を書いてみました。
- アイルランド出身のU2ボノさんが講演中に急に歌声喪失の事態に
- 医療的な助言を受けている最中で、詳細は明らかになっていない
- 最も考えられる原因は心因性の機能性発声障害か
- 世界情勢がボノさんを歌声喪失に陥らせるほど心に傷を与えていたのかもしれない
心因性の機能性発声障害は、数週間から数カ月で声は戻ることが多いですが、再発することもあるようです。
1日での早く回復され、この汚れた世界に魅惑の歌声で再びメスを入れ続けてほしいですね。