登山の心得

若い女性や中高年の方を中心に、夏の日本アルプスなどを楽しまれる方もいらっしゃるかと思います。

登山シーズンが近づいてきました。

登山には魅力があります。

しかし、やはり人の生活していないところに人が立ち入るわけですから、危険もあります。

登山の魅力と、その危険を回避するために、心がけるべきことをいくつか書いてみます。

スポンサーリンク

登山の魅力

個人的には、日本百名山を意識して登っていて、今34山登っています。

登山は、山頂からの景色ももちろん楽しみですが、それだけでなく、道中に咲き誇る花や、登山道の変化も楽しむことができます。

日本百名山に絞って言及しても、1山1山にそれぞれの特長があって、何山登っても飽きることはありません。

登山を成し遂げた達成感も素晴らしいものがあり、その達成感も山の魅力に取りつかれる原因になります。


スポンサーリンク

登山の心得

地上の天気予報は当てにならない

かつて日本第4峰の間ノ岳に登山したとき、「甲府の天気:晴れ時々曇り」を信用してつらい思いをしました。稜線は真っ白、風速20m近い風が吹いて、あまり楽しめなかったです。
それからは、山の天気予報(ヤマテン)を利用しています。
有料(月300円)ですが、6時間ごとの山頂の天気があり、注意点、も詳しく書かれています。

雷に注意

自分は経験したことがないですが、山の雷が相当危険です。標高2000mを超えてくると、雲の中に入るので、下や横からも雷が襲ってくると調べると出てきます。
山の天気予報(ヤマテン)でも落雷の可能性は言及してくれてます。
地上の天気予報でも、「ところにより昼過ぎから雷」などと文言がつけばその地域は要注意です。
登る山の位置をウィキなどで調べて、予報ガイダンスでその場所の発雷確率を調べることもできます。
一般的に午後3時までに下山か山小屋に、といわれますが、自分はなるべく午前中にそうするようにしています。
 

クマに注意

登山中はクマよけのために、特に早朝などはクマよけのスズを鳴らすなどの対策をしたほうがいいと思います。少なくとも何か音のするものを持ち物リストに入れておきましょう。
基本的に本州のクマはツキノワグマ草食ですが、それでも人が襲われる事故は発生しているようです。北海道のヒグマは雑食で、人を食べることもあるのでさらに要注意だそうです。
 

 

防寒はしっかり

標高が100mあがると気温は0.6℃下がるといわれています。真夏でも富士山の山頂の夜明け前は気温が7くらい。風もあり、さらに普段地上の暑さに慣れているので相当寒く感じます。標高1000mくらいではあまり変わりませんが、ある程度の山に登るときは真冬の防寒が必要です。また、動いてると暑くなりますが、休憩をとると急に冷えてくることもあります。
 

服装は必ず長袖を

低山で寒い心配がなくても、半そでだと木の枝や草などが直接肌にあたり、ひっかいてけがをしたり、かぶれたりすることがあります。
 

山小屋は予約を!

基本的に山小屋はほとんどのところは予約なしでも泊めてくれますが、念のために予約電話を入れるようにしましょう。ガイドブックに要予約となっていなくても念のために電話をしたほうがいいです。
私は毎回電話をかけていますが、「予約しなくてもいいですよ」と言われることもありますが、「満室です」と断られたこともあります。
富士山や尾瀬など、完全予約制の山小屋もありますので、必ず電話しましょう。
行って泊まれないと大変です!!

単独登山は危険か?

 
よくインターネットなどで、登山の心得などを検索してみると、「単独登山は控える」と書いてあることが良くありますが、私はそれに若干違和感を感じます。
「単独登山は危険か?」と言われたら、日常と違う場所に立ち入るわけですから、当然危険です。しかし、単独登山だからこそ危険であり、安全のために集団登山をせよ!だというのは違います。
単独登山では、万一の時助けてくれる人がいない!と主張されますが、集団登山でも、メンバーが万一の事態になったときに、専門的に対応できる人が確実にいるでしょうか?たぶんほとんどいないでしょう。メンバー全員が初心者だと対応できません。
冬山や特殊な登山ルートを通るとき(これはむしろ専門のガイドなしでは危険)は別として、一般の登山道で、登山シーズンであれば、他にも登山者はいるので、単独ならではの危険というのはあまり考えられないです。
さらに、集団ならではの危険もあります。集団だと、人によてペースが違います。遅い人が早い人に合わせるのは当然困難ですが、早い人も、遅い人のペースに合わせるのはかなり疲れます。メンバー一人一人が、他のメンバーのペースに気を使わないといけない、このことで、疲労が増大し、危険な目にあう可能性も高まるかもしれません。
また、個人なら、天気が崩れそうなら中止もしやすいですが、集団で予定を合わせてもらい、仕事も休みを取ってもらったりしていると、中止にしずらいです。そして無理な登山決行により遭難する危険性もあります。

ガイドがいれば安心?いいえ、自分の身は自分で守る!

たとえガイドを付けていても、ガイドに頼れば安心、というわけではなく、天候や体調などによる判断は自分で行いましょう。
ガイドは、もしツアーが中止になると儲けがなくなりますから、悪天候時、ツアー開催の有無の判断が不適切になることもあります。
とある3連休で、私は奥穂高岳の単独登山の予定をしていました。連休3日目に台風が来る予報だったので、最初の二日で下山できるスケジュールにし、問題なく終えました。しかし、同じ時期に富士登山のツアーを申し込んでいた友人は、連休2日目と3日目にツアーが決行され、下りは相当大変だったと聞いたことがあります。幸い無事でしたが、完全にツアー会社の判断ミスですね。こういう時は自分で判断してキャンセルする必要もあるでしょう。それでキャンセル料とか言ってくるなら悪徳会社ですね・・・

マナーを守る

当然ですが、山のマナーを守りましょう。
登山道にごみなどを捨てないのは当たり前ですが、山小屋のマナーも大切です。基本的に山小屋にはごみ箱がありません。例外として、小屋で購入したものの袋などは小屋で処分してくれることも多いですが、それ以外のごみは原則持ち帰りでしょう。
また、山小屋は、日常衣生活と比べて相当早寝早起きです。山小屋の消灯は8時30分か9時が多く、早い人は7時くらいには寝ます。消灯前でもあまり大きな声で騒いでははいけません。以前とある小屋で、7時過ぎに大きな声で会話していたツアー会社が、山小屋出禁になったのを見たことがあります。
安全やマナーに留意して、より皆様が楽しい登山をされることを心から願っております。
スポンサーリンク スポンサーリンク