月末の金曜日を3時退社とするプレミアムフライデーは推奨されましたが、「プレミアムフライデー」の認知率は高いですが、実施している企業はかなり少ないようです。
その理由として、月末の金曜日は忙しい、というものだと思われます。
プレミアムフライデーの代替え案として、経済産業省が「シャイニングマンデー」というものをかつて提案しました。
シャイニングマンデーとは、月曜日の午前中を休みにする、というもので、かつて公明党が提案したものを経産省が検討したようです。
経産省がシャイニングマンデーを検討
プレミアムフライデーの実施率が伸び悩んでいることから、経産省がシャイニングマンデーを検討するとして、話題になっています。
経済産業省の職員は30日、27日の振り替えとして約3割が午前休を取った
月曜日の午前休を「シャイニングマンデー」と呼ぶことも検討しているという
プレミアムフライデーについて「月末の金曜日は忙しい」と指摘があったそう
引用 ライブドアニュース 7月30日配信 http://news.livedoor.com/article/detail/15087702/
プレミアムフライデーの実施率が低いことから、月曜日の午前中なら休めるかな、という趣旨ですね。
プレミアムフライデーは、早く帰ってその後食事やショッピングに行くことで消費を拡充させることが目的でしたが、シャイニングマンデーは、より日曜日に遊んで消費を増やすために、月曜日の朝に休養をとれるようにすることが目的でしょう。
スポンサーリンクシャイニングマンデー、メリットは?
シャイニングマンデー実施で、月曜日午前中が休みになると、土日に思いっきり遊びやすい点ですね。
日曜日に遊びすぎて、夜遅く帰ってくると、月曜日から疲れた状態で仕事をしなければなりません。
しかし、月曜日の午前中だけでも休みをとれるなら、安心して思いっきり日曜日に遊べます。
たしかに月曜日午前中休みなら消費は増えると思います。
シャイニングマンデーより働き方の改善を
しかし、シャイニングマンデーはプレミアムフライデーで、早く帰りましょうとか休養を取りましょうとかいう前に、給料当たりの仕事量を減らすことを考えるべきではないでしょうか。
月曜の午前中や金曜日の夕方を休みにしたとて、与えられた仕事量が同じだったら修業するときはより忙しくなります。
他の曜日の残業は間違いなく増えて、より疲れることにもなります。
そんな状態で、残業代ゼロは近々年収400万円台も対象になるのではないかと言われている状況です。
休みが増えればゆとりが増えますが、その分給料が減れば出費はしなくなります。
給料そのまま、休みが増えて残業も増えないのであればいい制度だと思いますが、今の状態のまま実施してもデメリットの方が大きい気がします。
まずは今の働き方の改善が必要になってくると思います。