登山家で、かつめ80歳でエベレスト登頂に成功していた三浦雄一郎さん(86歳)は、南米大陸最高峰のアコンカグアに挑んでいましたが、標高6000m付近のところで断念を余儀なくされました。
アコンカグアは、標高6991m。
かつで、世界の果てまでイッテQで、イモトアヤコさんもチャレンジしましたが、悪天候などの理由で山頂までたどり着けませんでした。
イモトアヤコさんが番組でチャレンジした山で唯一途中断念した山でもあります。
登頂成功率はビエントブランコと言われる暴風などがあり、30パーセント(しかもアルピニストの中で)で、エベレスト並みに難しい山でもあります。
三浦雄一郎アコンカグア登頂断念の理由は?
三浦雄一郎さんがアコンカグアの登頂を断念したニュースについて、yahoo!ニュースでは以下のように報道されています。
三浦さんは現地時間の20日、標高約6千メートルのプラサ・コレラに滞在していた。事務所によると、同行していたチームドクターの大城和恵さん(51)が、高所の生活による影響が出ており、この標高での長時間にわたる生活で86歳の三浦さんにとって肉体的、生理的に負担がかかってきていて、これ以上、高い標高での登山活動は心不全をおこす危険があると判断。三浦さんもそれを受け入れたという。ニド・デ・コンドレス(標高5500メートル)まで歩いて下山し、ヘリコプターでふもとに向かう予定。
引用 https://www.asahi.com/sp/articles/ASM1P01BZM1NPTIL011.html?ref=newspicks
三浦雄一郎さんは、持病の心臓病があり、年齢も86歳という高齢です。
アコンカグア登頂断念の理由としては、上記のニュースによると高所による影響、と言われています。
アコンカグア山頂の標高7000mは、たとえば全く慣らさずにいきなり行くと即失神するほどの空気の薄さだそうです。
登山家でない一般の人は、標高2500mほどで高山病の危険があり、高齢者では標高1500mほどでも危険性があるそうです。
やはり86歳で標高6000mというのは普通に限界を超えていて、ここでの下山は英断だったと思われます。
スポンサーリンク三浦雄一郎は無事帰還できるか。今後は?
三浦雄一郎さんは、標高6000m付近で登頂を断念、下山を開始し、5500m付近からヘリで戻るそうです。
あと標高にして500mを自力で下る必要があり、体調が、心配されるところですが、無事帰還は大丈夫だと思います。
ほんにんはまだ山頂に行ける自信はありましたが、医師の判断に従ったとされていますので、まだ元気な状況だと思います。
三浦雄一郎さんは、登山で何度も死亡しかねないような危険を乗り越えてこていること、医師なども同行していることから、無事帰還できるでしょう。
今後はもう標高の著しく高い山への挑戦は難しいとおもわれます。
しかし、三浦雄一郎さんの山への思いは途絶えてないでしょう。
今後も標高を少し低くした山への挑戦は続くと思います。
どうか無理のない範囲で、世間に勇気と感動を与えてほしいですね。