NHK教育テレビの人気アニメ「おじゃる丸」の初代声優を務めていた声優の小西寛子さんが、ツイッター上でNHKを糾弾しています。
小西寛子さんの声が、小西寛子さんの知らないところで音声商品として、販売され、その声を使ったおもちゃが売りに出されたようです。
このことを小西寛子さんが抗議したところ、音声の仕事が来なくなったようで、テレビ局と声優の力関係に疑問が持たれます。
小西寛子さんはNHK糾弾?
2000年ごろ、小西が番組収録として録音したおじゃる丸の声が、番組ではなく音声商品の声に流用して販売されたことを挙げた。小西および事務所に無断で流用されたものだといい、小西が抗議した結果、NHKではなく、番組製作に関わる関連会社から突然、番組降板を通知する書面が届いたという。
関係者は「NHKさんの名前でないのもおかしいし、降板するのに一方的に紙一枚を送って直接話がないと言うこともおかしい」と話した。小西もツイッターで、同局のプロデューサーから「生意気だ!黙って言うとおりにしないとアニメ業界で仕事できなくしてやる」と言われ、このやりとりの直後に「収録の話が来なくなった」とつづっている。
(※引用 Yahoo news 2018年6月8日配信)
ニュースサイトによると、小西寛子さんは番組収録としておじゃる丸の声を演じて収録しました。
その声を、おそらく声の出るおもちゃに利用され、流通したようです。
文面を見る限り番組収録と言われたが番組には使われなかった、つまり事前にうその説明を受けたと読み解くこともできます。
それに対して抗議したところ、NHKプロヂューサーから、抑圧的な態度をとられ、番組を降板させられたようです。
スポンサーリンクネットユーザーたちの意見
このニュースサイトを見たネットユーザーの方たちの多くは、小西寛子さんを応援するコメントを寄せています。
この人デジモンとかおじゃる丸とかバリバリ活躍してたのに、いきなり声優業やらなくなったのは干されたからか。
良い声優だったのに一方的に干されて仕事無くなるなんて。事務所と声優さんに落ち度がない、
明らかな契約違反なのであれば、
訴えるべき案件だと思います。最終的にどうなったかまで、
きちんと報道して欲しいです。ウィキペディアを見てきたけど、2000年を境に声優としての活動がほとんどないですね
仕事盛りの年代に、まさかほんとにこれの影響なのだとしたら酷い話(※引用Yahoo news 2018年6月8日配信)
小西寛子さんの価値役をリアルタイムでよく見ていた人たちは、2000年以降体調不良などのニュースもないのに、小西寛子さんの活躍を見る機会が減っていたことに違和感を感じていたようです。
しかし、このニュースが入ったことで、小西さんが理不尽な理由で干されていた!と、NHKや番組制作側に対して厳しい批判的な意見が多く寄せられました。
NHKの番組運営システムの影響か?テレビ局と声優の力関係に疑問あり!
NHK以外の民法は、途中に番組スポンサーのコマーシャルが入りますが、そのスポンサーからの広告収入で番組が成り立っています。
NHKは、コマーシャルがなく、視聴者からの受信料で番組が成り立っています。
民法では、声優や出演者の扱いの仕方によってはスポンサーが離れてしまい、番組が成り立たなくなってしまいます。
NHKは、視聴者からの受信料で、住まいにアンテナがついていれば原則受信料を払わなければなりません。
スポンサーがなくても、番組を作ることができる、そのことが、番組制作側と出演者や声優との間に力関係を生み出してしまっているのかもしれません。
テレビ局あっての声優、出演者でもありますが、出演者や声優があっての番組ですから、お互いwin-winの関係になれるように気遣うべきでしょう。
意見を言ったら干された、というのはやはり理不尽な感じがぬぐえません。
受信料はきちんと払いましょう。
受信料を払うのは視聴者のルールです。
必ず払うべきだと思います。
ルールに基づいて行動しているからこそ、局側の行動が理不尽だと思ったら意見することができます。
全ての人がきちんと払うことで、良い番組も増えていくと思います。
現にNHKには良い番組もたくさんあります。
以前放送されていたコント番組LIFEでは、毎週爆笑させてもらったし、本サイトでも紹介した「チコちゃんにしかられる」など、とてもためになる番組もたくさんあります。
今後も良い番組をたくさん放送できること、そして今回の小西寛子さんのような思いをする人を減らすためにも、きちんと受信料のルールは守っていくべきでしょう。