今新幹線こだまのメリットが見直されています。
新幹線は、東京オリンピックが開催された1964年に、夢の超特急として開通しました。
当時は東京と大阪を4時間で結ぶ早さでしたが、その速さは画期的だったようです。
それがどんどん高速化し、のぞみ号は最高時速300㎞なんていうとんでもない領域に到達。
さらにリニア中央新幹線の開通も控えていてさらに高速化されそうですが、ここにきて各駅停車の新幹線こだまに注目が集まっています。
九州から関東まで一気に駆け抜ける新幹線のぞみにはない新幹線こだまのメリットや、そのこだまを安く利用する方法も紹介してみたいと思います。
新幹線こだまの利点とは?
新幹線こだまの利点は、なんといってもどの駅からどの駅まででも利用ができるということです。
各駅停車ですから、停車しない駅はありません。
新富士、掛川、三河安城、新岩国、厚狭の5駅はこだましか止まらないこだま限定の駅です。
ひかりやのぞみではそういった駅を利用するにはどこかの駅で乗り換えをする必要があります。
そしてこだまは、のぞみやひかりと比べてすいています。
年末やGWの繁忙期を除けば、おそらくわざわざ指定席券を抑える必要はほとんどないのではないでしょうか。
そして、のぞみやひかりの追い越し町でしばらく停車することも多くあります。
時間によってはその間に駅弁を変えたり、カフェに立ち寄れる場合なんかもあります。
スポンサーリンク新幹線こだまを安く利用するには?
新幹線こだまを安く利用する方法に、「ぷらっとこだま」というプランがあります。
発着駅は東京新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪に限られますが、格安で乗ることができます。
例えば通常なら東京名古屋は10500円かかりますが、ぷらっとこだまなら8300円で乗ることができます。
さらに、駅のキヨスクのドリンクを1本無料で買うことができます。
また、指定の列車に乗り遅れると、他の列車の自由席すら利用することができないので注意が必要です。
インターネット予約は5日前まで、電話予約は2日前まで、JR東海ツアーズ店舗来店なら前日までの予約が必要で、当日に駅の窓口で購入することはできないのでご注意ください。
自由席よりも安い料金で、席が確約され、のんびりとした旅ができるのでお勧めです。
まとめ

「新幹線こだまの利点や格安で利用する方法とは?」と題して、新幹線こだまのメリットについてまとめてみました。
- 新幹線がどんどん高速化する一方で、新幹線こだまの利点が今見直されている
- こだまは各駅に停車するのでどの駅からでも利用できる
- こだまはのぞみや光と比べてすいているので繁盛記以外は自由席でも十分座ることができる
- こだまは停車駅に長い時間止まることが多く、その間に駅弁を買うこともできる
- ぷらっとこだまプランを利用すればさらに安く新幹線こだまを利用できる
日本の新幹線はどんどん高速化が進んでいますが日本はとても小さな島国です。
時速300km/hとか500km/hとか、そんなに急いでいったいどこへ行くのでしょうか。
たまには新幹線こだま号に揺られてのんびりとした新幹線旅を楽しまれるのもよいのではないでしょうか。