岩手県知事選挙が間も無く投票を迎えます。
立候補しているのは、現職で、立憲民主党や共産党などの野党が推薦する現職の達増拓也(読み方はたっそたくや)さんと、
県政奪還を、狙って自民公明の国政与党が推薦する、及川敦さんです。
前回は現職の達増拓也さん以外に立候補者がなく、無投票当選となりましたが、今回は国政与党が対抗馬を立てていて、与野党対決の構図となるため、選挙が全国的に注目されることが予測されます。
情勢としては、現職の達増拓也さん優位の世論調査が出ています。
当サイトでも、達増拓也さん優位と予測しますが、何しろ相手はガチガチの組織票を持つ国政与党の候補。
気を抜いては負けてしまいます。
本ページでは、投票間近の岩手県知事選挙について、情勢予想、争点や県の抱える問題についてまとめてみたいと思います。
岩手県知事選挙情勢予想!達増拓也さん優位か!
岩手県知事選挙の情勢予想については、以下のように報道されています。
いずれも無所属で、4選を目指す現職達増拓也氏(55)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=が組織力を生かして先行し、新人及川敦氏(52)=自民推薦=が追う展開となっている。
引用 https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019090101001627.html
報道では、現職で野党候補の達増拓也さんが優位とされています。
また、当サイトでも同じように予想します。
予想通り行けば、埼玉県知事選挙に引き続き国政与党候補敗北となり、国政に大打撃となることが期待されます。
(埼玉県知事選挙の記事では当選予想を外してしまってすみません。)
ただし及川さんは国政与党の候補で、ガチガチの組織票を持っています。
野党支持者の立場としては、優勢が伝えられているからと行って完全に安心しきることはできません。
最後まで全力で選挙戦を戦い抜いて欲しいところです。
スポンサーリンク岩手県知事選挙の争点や県の抱える課題は?
岩手県知事選挙の最大の争点は東日本大震災の復旧と言われています。
野党候補に対抗し、及川さんは、国との対立ばかりでは何も生まれないとし、国とのパイプを強調しています。
しかし、そんな及川さんと太いパイプで繋がった国は、ひさいちになにをしてきたでしょうか。
かつて自民党に所属していた議員から、「原発の自主避難は自己責任」「震災は東方でよかった」などという発言が飛び出しました。
また、岩手県と同じよに震災で大きな被害を受け、原発事故があった福島県ですが、その福島原発の事故は、安倍総理が震災前に原発の安全神話をばらまいたことに起因します。(盲目的な安倍支持者は当時の民主党の菅総理が原発爆発させたと言い張っていますが)
果たしてこのような政府とパイプを持つことが、震災の1日でも速い復興に繋がるのか、甚だ疑問です。
まとめ
「2019岩手県知事選挙情勢予想!達増拓也優勢か!争点や県の抱える問題は?」と題し、岩手県知事選挙についての情勢予想などをまとめてみました。
- 2019年9月8日に、岩手県知事選挙投票が行われる。
- 情勢予想としては野党統一候補の達増拓也さんが優勢だが油断は禁物。
- 大きな争点は震災の復興
- 国の問題点を正していくのか、国とのパイプを活かしていくのか、県民がどちらを選択するか注目が集まる。
沖縄県では辺野古新基地が、秋田県ではイージスジョアが国から押し付けられようとしています。そしてそこではそれらに反対する知事が県民にとってとても心強い存在となっています。地方蔑視の目はいつどこに向けられるかはわかりません。そんな中で、政府と深いつながりのある人が知事になることが正解なのか、判断して投票していただければと思います。