辺野古埋め立てに関する安倍総理の「サンゴ移植」発言は本当か?そもそも可能なのか。

沖縄県民の民意を無視して辺野古新基地建設のための埋め立て工事が進められています。

辺野古の埋め立てを県民投票まで止めてほしいという署名は、タレントのローラさんなどの勇気ある呼びかけなどにより、20万ほどになっているようです。

県民の生活のほか、自然保護の観点からも貴重なサンゴや絶滅危惧種への影響が心配されています。

そんななか、1月6日に放送された日曜討論にて、安倍総理が、「サンゴを移植しながら埋め立てをしている」との発言を行いました。

沖縄県の玉城デニー知事は、安倍総理の発言は偽りだと反論しました。

サンゴ移植発言以外にも、安倍総理の辺野古埋め立てに関する発言に対して真偽がわからないものが多数あります。

本ページでは、安倍総理の「サンゴ移植」発言や、そもそもサンゴ移植は可能なのか、また過去の辺野古工事に関する発言の真偽などについて、中立的な立場で考えていきたいと思います。

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辺野古埋め立てに関するサンゴ移植の真偽は?

辺野古埋め立てに関するサンゴ移植発言について、琉球新報では以下のように報道されています。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋め立てに関し、安倍晋三首相は6日に放送されたNHKのテレビ番組「日曜討論」で事実を誤認して発言した。安倍首相は「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移植している」と述べたが、現在土砂が投入されている辺野古側の海域「埋め立て区域2―1」からサンゴは移植していない。

埋め立て海域全体では約7万4千群体の移植が必要だが、7日までに移植が終わっているのは別海域のオキナワハマサンゴ9群体のみにとどまっている。

引用 琉球新報 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858199.html

さらにら同紙では、移植された9群体は埋め立て区域外のものであり、実質埋め立て海域のサンゴは一切移植されていないようです。

従って安倍総理の「サンゴ移植」の発言は嘘の可能性が高いですね。

仮に本当だとしたら県の許可を得ずにやったことになるのでそれはそれで重大な違法行為、かつての中国船が小笠原海域で行ったことと同罪になります。

安倍総理のサンゴ移植虚偽発言については、ツイッターなどで厳しい批判の声が上がっています。

「嘘つき総理、日本の恥!支持する者は愛国者を名乗るな!」と、かつて山本太郎議員が入管法改正の際に放った言葉になぞらえて辛辣に批判する投稿もありました。

一方で、「辺野古反対派は那覇空港のサンゴは無視している」という意見もあります。

那覇空港の埋め立てに関して、石垣市の自衛隊基地や辺野古新基地建設のような、根強い反対運動があるのであればその意見は一理あります。

調べてみましたが那覇空港埋め立て問題に関する情報は、調べても辺野古反対派を叩くためのものしか見当たらず、根強い反対の民意を裏付けるような情報はありませんでした。


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そもそもサンゴ移植は可能なのか?

そもそもサンゴ移植は可能なのでしょうか。

琉球新報では、さらい以下のように報道されています。

サンゴの生態に詳しい東京経済大学の大久保奈弥准教授は「発言は事実と異なる。サンゴを移植しても生き残るのはわずかで、そもそも環境保全策にはならない」と指摘した。

引用 琉球新報 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858199.html

大学教授の話によると、サンゴ移植を実査にい行なったとしてもそのサンゴを生き残らせるのはとても難しいようです。

安倍総理は、県民の反対の民意を抑えるためにサンゴ移植発言をしたと考えられますが、発言自体もきょぎであり、さらにその虚偽の内容も学者に言わせれば不可能なこととすぐに分かるような内容だったようです。

辺野古のサンゴを守る確実な方法は、やはり「埋め立てをしない」こと以外には無さそうです。

辺野古に基地ができたら普天間は帰ってくる?

安倍総理の辺野古埋め立てに関する発言は他にも真偽不明なものがあります。代表的なものとして、辺野古の賛成派、反対派をとわず、大多数の市民が、「辺野古にできたら普天間は返還される」と信じ込まされていることです。普天間返還の条件は、辺野古新基地以外にも、有事の際の那覇空港使用など、多くの条件があり、辺野古新基地建設だけで普天間は返ってくるような協定にはなっていません。このまま辺野古にできてしまえば、おそらく普天間と辺野古の両方が沖縄の暮らしや自然を蝕み続けることになると思われます。

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