徴用工判決に文在寅大統領「三権分立があるから介入できない」!日本と韓国の関係改善の道は?

徴用工判決を巡って日本と韓国の関係が悪化しています。

韓国の文在寅大統領は、「韓国には三権分立があり裁判の判決には介入できない」としていて、日本側の対応を批判しています。

ほかにもレーザー照射問題や、BTSの原爆Tシャツ問題などにもからめて、日本の愛国者を自称するネットユーザーたち(つまりネット右翼)は韓国に対して激昂。

断交や、人によっては開戦も辞さないような発言がありますが、実際に愛国者(自称)たちの過剰な嫌韓煽りが一番危険だという意見もあります。

本ページでは、徴用工判決において文在寅大統領が三権分立の観点から介入できないと発言したことに正当性があるのか、日本と韓国の関係をこれ以上悪化させないためにはどうしたらいいのか、日本側、韓国側のどちらの主張に偏らない中立的な立場で考えてみたいと思います。

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文在寅大統領「三権分立があるから介入できない」について

文在寅大統領の三権分立に関する発言について、ヤフーニュースでは以下のように述べられています。

文氏は最高裁判決について「日本を含む先進国と同じように韓国にも三権分立があり、韓国政府は司法判断を尊重する必要がある。日本は韓国司法府の判断に不満を表明することはできるが、基本的にどうすることもできない部分があると認識してもらいたい」と主張。「被害者たちの苦しみを癒やすために、日韓両国がどう解決していくのか、知恵を集めていくべきだ」と述べたうえで、「政治的な争いととらえ、未来志向的な関係まで壊そうとするのは望ましくない」とも指摘した。

引用 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000079-mai-kr

この発言に、右派系のネットユーザーは激怒しているようです。

  • 判決が国民情緒によって左右されているのはおかしい
  • 韓国とは国交断絶せよ

と言った意見が並んでいます。しかし、裁判の判決が国民情緒に左右されるのは大きな問題でしょうか。法治国家における法律や司法はその国に生活する人を守るためにあるべきものです。咎められるべきは国民の情緒に基づく判決よりも、権力に忖度した判決の方ではないでしょうか。例えば日本の沖縄の米軍基地辺野古移設問題をとっても、日本の裁判では沖縄の民意よりも権力者の意向が優先された判決が出てしまっています。辺野古裁判のような、情緒を無視した権力に寄り添う判決の方こそ問題があると捉えるべきと考えることもできます。三権分立は民主主義の基本です。確かに、韓国政府のもともとの見解は「徴用工は解決済」ですので、裁判云々の前に文在寅大統領が「徴用工補償を求める」政策を実行しようとすれば問題がもしれません。しかし、政府見解とは全く独立した司法の判断にまで大統領が口出しする権限はありません。もひ文在寅大統領の権力によって徴用工判決が覆されるような事があれば、それこそ韓国の民主主義を疑うことになります。


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日本と韓国の関係改善の道は?

上記に述べたように、徴用工判決に関して、韓国側に大きな問題があるとはいえません。

しかし、ネット上を中心に韓国叩き、嫌韓煽りがますますヒートアップしています。

徴用工以外にも日韓関係を悪化させていることが多くあります。

最近では自衛隊へのレーダー照射問題。

これに対しても、先制攻撃だ、撃ち落とせ、などといった感情に任せた発言が多くありますが、冷静に考えれば田母神さんがツイートしてように、特別な危険行為があったわけではありません。

韓国側に不適切な行為があったのかどうかは日韓双方の主張が異なっていてはっきりと断定できませんが、まずはこれ以上日韓関係が悪化しないようにすることが優先で、その上で何が問題だったのか協議すべきでしょう。

BTSの原爆Tシャツ問題に関しても、嫌韓を煽るために被爆者までもを利用したような発言がネット上に溢れていますが、被爆者の気持ちに寄り添うならば韓国よりも原爆を落とした奴らに対して怒るべきです。

このように、冷静に考えれば最近起っている日韓関係を悪化させているニュースに、直ちに韓国と縁を切るべき、というようなものはありません。

国民全体の冷静な判断を鈍らせているのがネット右翼の日本のメディアではないでしょうか。

ネット右翼による嫌韓煽りは酷いものです。

ネットの影響は若者を中心に非常におおきいです。

まずは「BAN祭り」のような運動を、さらに広げてネット環境から改善していかなくてはなりません。

あとはメディアの報道の仕方も、考えなくてはなりません。

権力者やネット右翼からの批判を恐れたような報道の仕方をやめ、相手側の主張も対等に伝えていくべきではないでしょうか。

まとめ

「徴用工判決に文在寅大統領「三権分立があるから介入できない」!日本と韓国の関係改善の道は?」と題して、悪化する日韓関係についてまとめてみました。

  • 韓国の文在寅大統領は、「韓国には三権分立があり裁判の判決には介入できない」と発言
  • 三権分立は民主主義の基本
  • 国民情緒に基づく判決よりも権力に忖度した判決の方こそ問題
  • 日韓関係改善にはネット環境の改善やメディアの報道の仕方の見直しが必要

日本と韓国はお互いにとって欠かすことのできない重要なパートナーです。

関係の悪化は双方にとってマイナスになります。

お互いに感情的にならずに冷静に対話する外交力が求められているのではないでしょうか。

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